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一見オトコらしいけど実は「ダメな男」にありがちな特徴12個【3/3】

原口知己

原口知己

前回の記事では、恋愛心理学に精通する元新宿ナンバーワンホストで、ヒモ経験も豊富な三浦直人さんに解説していただいた、一見イイ男そうだけど実はダメ男の特徴12個のうち、5~8までの4つをご紹介しました。

今回の記事では、最後のの9~12までの4つをご紹介します。

 

目次

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■9: 女性遍歴が多いことを自慢する

女性遍歴が多いことを自慢するのは、自分はモテる、男として有能であるということを主張したくてたまらないのです。本当にモテる人は、わざわざ自分で遍歴を自慢するまでもなくモテています。とにかく数が勝負なので、ちょっと遊んだ飲み屋のお姉さんや風俗の女性までカウントに入ってしまっていますが、むしろその種のプロの女性がほとんどだったりします。そして、パートナーと喧嘩になったりした時には、“他に女なんかいくらでもいるから、別にお前なんかいらねえよ!”などと悲しい捨て台詞を吐いたりします。

「過去の恋愛遍歴(付き合った人数など)というのは、不思議と男女共に、少ない人は多いといい、多い人は少ないとウソをつく傾向があるようです。つまり、このように女性遍歴が多いと自慢している男性というのは、まだまだ恋愛初心者で、自分を大きく見せるためにそのようなウソをついているといえます。あなたの恋愛遍歴は多いですか? 少ないですか?」

 

■10: 過去に仕事や酒場で会った有名人や怖い人たちを自慢する

男はスゴいと言われたいがために自慢をするのが大好きです。普通なら自慢ネタもワンパターンになり、すぐネタ切れになってしまいます。すると、たまたま接触した有名人やちょっと怖い方面の人なんかを使って、そんな人と関わったことがあるスゴい俺ということが自慢になると勘違いを始めてしまいます。相手は覚えてもいないのに、話を盛って知り合いだと言ってしまうことも。これは聞いていて非常に痛々しいです。

「世界的に見ても“有名人と友達だ”と自慢をするのは、圧倒的に男性に多いようです。これは“自分もその有名人と同じグループなんだ”と主張したいワケです。人は皆、何かのグループに属したいと願っています。例えば、ヴィトンのバッグを持っている女性は、雑誌モデルのようなイケてる女性達のグループに入りたいと無意識に思っています。つまりは背伸びです。背伸びというのは、自分に付加価値を付けるということですから、これは自らの魅力の低さを認識しているということになります」

 

■11: 男同士の価値観で生きる亭主関白がカッコイイと思っている

職場が男ばかりだったり、昔気質の上司に影響を受けすぎている人に多い傾向ですが、何か女性に突っ込まれて都合が悪くなるとすぐに“男の世界は”と語り始めたり、逆ギレを始めたりします。そういう男性は決まってお金の使い方やお酒の飲み方、ギャンブルや女遊びでパートナーと喧嘩になるのが定番です。

こういう男性はまた、それを黙って耐えながら支える女性が美しいと思っているようです。これだけ男女同権で男と張って働く女性が増えている世の中で、今はそんなことが許される時代ではありません。男女である前に人として対等に向き合って、歩み寄りや気遣いを持ち合わないと関係はまず成立することはありません。

「これは典型的な男性ホルモンの“テストステロン”が多い男性の特徴です。テストステロンが多い男性は男らしく、魅力もあるのですが、一方で孤独を愛する本能を強く持っているのです。家にじっとしているのが苦手で、ひとりでフラフラと遊びに行ったり、ギャンブルにハマったりします。

女性が本能や勢いだけで恋人選びをしてしまうと、必ずといっていいほどテストステロンが多い男性を選んでしまいます。若い時の結婚の失敗率が高いのには、こういった背景があるのです。野性味あふれる男性も魅力ですが、一線を踏み越える際には今一度、その男性のテストステロン値を見極めてほしいものです。

 

■12: 家族を犠牲にしてでも外面や体裁を優先する

“男の世界”というのを言い訳に、その中でもより強くカッコよくモテる男でありたいという表向きの方向に力を100%注ぎ、その多大なるしわ寄せが家庭内に来ている人がいます。外面を良くしすぎて気を使いすぎる一方で家族には当たり散らしたり、気前よく生活費を全部使って飲み歩いたりギャンブルをしたり、朝まで飲み歩いて泥酔して帰ったりして、それらの反動がすべて家族やパートナーに向けられていたりします。

そんなことでは家族と険悪になるのは当然のことですが、あげく居心地が悪くなって外に女性を作るのがパターンです。家庭という内側がしっかりしていないと、外側もうまく回り続けません。そのバランス感覚のない人は残念としか言いようがありません。

「これは女性にも言えるのですが、同性の人気を獲得しようとするほど恋愛では損をします。なぜなら、同性の人気を獲得するためには、異性を遠ざけなければならないからです。特に女性は、男にちやほやされている女性を敵視するという傾向がありますのでなおさらです。男性でも、パーっと派手におごったりする人は人気がありますが、そのしわ寄せは確実に家庭などに訪れます。

大事なのは、同性の友達ではなく、異性であるあなたを大事にしてくれる男性を探すことです。そういった意味では“男友達からの人気が絶大な男性”というのは要注意です。人気が絶大ということは、彼らに常に何かをしてあげている可能性が高いからです」

 

いかがでしたか?

今現在こういう男性に苦労させられている人は、早いところ交際を見直したほうがいいかもしれません。ただ、男女間で学べることはとても大きいので、このような男性をうまく手のひらで転がせる女性になることができれば無敵ですね!

 

【参考】

※ 三浦直人・・・静岡県出身。歌舞伎町 club PARADISE 元ナンバーワンホスト。支持の厚い恋愛サイト、『モテる方法2.0』『モトサヤ.com』などを運営する恋愛ライター。

テストステロンとは – モテる方法2.0