「~なう」はNG!? なぜか イラッ とくる口ぐせ13パターン

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ついつい言ってしまう口ぐせってありますよね。でもまさか、なんてことなく使っている自分の口ぐせが人をイラつかせていたとしたら……!?

 

他人の口ぐせがなぜか心にちょっと引っかかってしまうときって、少なからずあるものです。

そこで「あなたはどんな口ぐせが苦手ですか?」というアンケートをMenjoy!で実施したところ、以下のような口ぐせが集まりました。

 

■1:「私って○○な人だから」

「私って辛いの苦手な人なんですよー」「私ってビール飲めない人じゃないですかー」という女性、本当によく見かけますよね。

これを聞かされた人たちは「そんなの知らねーよ!」「自分に対して興味あること前提で会話すんな!」という意見が圧倒的。言葉に厳しいタモリさんも、よくこの手の言葉を発する女性を否定しています。

 

■2:「~なのな」

「それって天才ってことなのな」などと、語尾に「なのな」とつける風潮が、ネット上でよく見られます。この語尾の元ネタは、漫画『家庭教師ヒットマンREBORN!』の登場人物・山本武の口ぐせで、そこから広がった言葉のようです。

元ネタを知らない人たちからは、「正しい言葉づかいじゃないから、聞いてて心地悪い」、知っている人からも、「ネット上とかならまだいいけど、リアルだとなんか引く」、「流行らせようとしてる感じがなんかイヤ」と全体的に不評のよう。

 

■3:「~なう」

一時期ツイッター上でどこもかしこも「なう、なう」言いまくってた記憶がありますが、そのブームは一瞬にして去り、いまや人をイラつかせる言葉に!

言葉の流行って、通常の流行よりもサイクルが短いですよね。爆発的に流行った言葉を使うときは、危険が伴うことを知っておいたほうがよさそうです。

 

■4:「○○ですが何か?」

これも流行り言葉の一種でしょうか。よくおぎやはぎがネタの前に「おぎやはぎですが何か?」と使っていますよね。そこから広まり、今では何か開き直るときに使われるように。

ただこれも、「おぎやはぎ以外に言われるとイラッとくる」という声が目立ちます。その理由は「逆切れされてるみたい」、「意地悪く聞こえる」など、言葉から受けるマイナスイメージが原因のようです。

 

■5:「ある意味」

「それってある意味売れてるってことだよね」などと、自分の意見を言う際に「ある意味」とつけちゃうことってありませんか?

でもこれ、人によっては、「賢そうに思われようとしてるバカの会話って感じがする」、「自分の意見を言葉上だけでごまかして客観視させようとしてる」、「ある意味ってどんな意味だよ、説明できるの?」という否定的に受け取る人も意外に多いよう。

 

■6:「オレ的には・ワタシ的には」

これ、使っている人はかなり多いですよね。

会話を始めるときこの言葉を使うことで、「ワタシ的には○○だと思うんですが、みなさんはどうですか?」という意味合いとなり、主張を若干ソフトにする効果があると思われます。しかし「じゃあ私は○○だと思うでいいじゃん。この“的”が生理的にイヤ!」という声が。造語を使うと、イラッとする人は多いようです。

 

■7:「要は」

これも頻繁に使われる言葉ですよねー。これに対して否定的な意見は総じて「要は、で始まる会話がまとまってたためしがない!」……た、確かに。

 

■8:「逆に言うと」

7同様、理由は「逆になったためしがない!」これは意地でもスパンと気持ちよく「逆に言うと」がハマるシチュエーションで使いたくなってしまいます。

 

■9:「○○させていただく」

日本人に非常によく好まれる謙譲表現の代表格ですね。「こちらから行かせていただきます」、「○○は本日お休みさせていただいております」、「資料を拝見させていただきました」などと、特にビジネスシーンで使う機会の多い言葉です。

でもこれ、あまりにも多用しすぎると、「へりくだりすぎて気味が悪い」という印象をもたせてしまう場合が。

またこの「○○させていただく」は、文化庁文化審議会国語分科会が答申した『敬語の指針』(※1)の中で、誤用例が多いと問題になり、個別に取り上げられるほど、使い方が大変難しい言葉でもありますので、安易に使わないのがベターかも。

 

■10:「別にどうでもいいんですけど」と前置きしてからの会話

「じゃあ言うなよ!」という意見がいっぱい。

この前置きをすることで、「人を上から見てる感じ」や、「たとえ議論に負けても最初から勝負する気はないと逃げられる卑怯な言葉に思える」といった理由からイヤがられている言葉のよう。

 

■11:「ドMなんで」

「私Mだからー」などと、最近ではアイドルまでが言う時代になってきましたね。これは自分のキャラ・性格を人にアピールしたいときに使われがちです。

でも一部の人たちは、「S、Mカンタンに使いたがる風潮がイヤ」、「Mって単に精神的マグロのことでしょ?」、「本当にドMなら許すけど」などと冷ややか。でもこれ、“本当の意味”でドMでもどうせ引きますよね?

 

■12:「ないわー」

「おまえのその考えないわー」などと、主にネット上で相手をディスったり、全否定したり、挑発するときに使う語尾。そんな元々相手をイヤな気分にさせるための言葉だけに、リアルで使えばそりゃ当然イラッとさせてしまいますよね。

 

■13:「初めましてですよね」

初対面のときの挨拶でよく使われる言葉。もしもこちらが初対面のつもりでも、実は昔会ったことがあったという事故を避けるために使われるごまかし挨拶として多用されています。

このごまかし感に「ちゃんと覚えてないのね」と、不誠実さを感じてしまう人も。

 

以上13の言葉を見てみると、人をイラつかせる口ぐせにはいくつかのパターンがあるようです。それを主な系統・5パターンに分類してみました。

 

■パターンA:一時期大流行した言葉

→3、4

■パターンB:自己愛を感じられる言葉

→1、10、11

■パターンC:冷たさを感じる言葉

→4、10、12

■パターンD:破綻している言葉

→5、6、7、8、9、13

■パターンE:ネット上やオタク言語をリアルで使用

→2、3、4、12

 

私自身もついつい使ってしまう言葉がチラホラ……。みなさんも思い当たるものがあったのではないでしょうか。いちいち気にしていたら、もはやもう何もしゃべれなくなってしまいそうですが、人との快適なコミュニケーションのために、少しは頭の片隅にあってもいいかもしれませんね。

 

【参考】

※1. 文化庁文化審議会国語分科会『敬語の指針』