心理学で明らかになった「ずっと夫婦仲良くいられる」秘訣

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長年、夫婦として生活をしていれば、「なんでこんな人と結婚したんだろう」と疑問に思ってしまうこともありますよね。できることなら結婚前のようなラブラブな関係に戻りたい、そう願う人も少なくないでしょう。

もちろん世の中には、互いに年齢を重ねても仲の良い素敵な夫婦がいますが、どうしたらそんなふうに、いつまでも好きな男性と仲良くいられるのでしょうか?

そのヒントを帝塚山大学准教授の谷口淳一氏らの研究チームが明らかにしているので、ご紹介していきます。ぜひチェックしてみてくださいね!

 

■関係の満足と自己呈示

自分の印象をコントロールすることを、心理学では“自己呈示”といいます。私たちは日常生活の中で、“優しい人”にみられたいとか、“仕事のできる人”にみられたいなどと、様々印象をもってもらうため、外見や言動を変えていきます。

心理学の研究では、“親しみやすい”という印象こそ友人関係の満足さにつながることが明らかになってきました。

確かに人付き合いをする上で、仕事や勉強ができそうとか、真面目そうという印象より、親しみやすいという印象の方が一緒にいたいという気持ちにつながりますよね。

もちろん夫婦というのも人間関係の一つなので、パートナーに対するなんらかの印象によって、満足さに影響を与えているのかもしれなないと、谷口氏らの研究チームは考え、夫婦関係の満足さと自己呈示について調査を行いました。

 

■夫婦関係を満足させるもの

同研究チームは、159組の夫婦(平均年齢は夫51歳、妻49歳)について調査。これらの夫婦の平均結婚年数は24年でした。

結果は、夫、妻とも、相手に対して自己呈示を行っている夫婦ほど、パートナーから肯定的な評価を受けパートナーとの関係に満足していることが判明。

この場合、自己呈示されている内容は、陽気さ、安らぎ、思いやりがある、といった“温かみのある印象”でした。

夫婦というと、長く一緒にいるため、どうしても“ありのままの自分”でいれば良いじゃないかと考えてしまいがちですが、夫婦だからこそ、これからも一緒にいたい人だという印象を、パートナーにもってもらう必要があるようです。

 

いつまでも夫婦が仲良くいられる秘訣をご紹介しましたが、いかがでしたか?

「夫婦なんだから言わなくてもわかる」というのは、実際には難しいもので、好きな男性であっても長く一緒にいると小言の一つも言ってしまうもの。

でも、“私は温かい人間なんだ”、“これからもあなたと一緒にいたいんだ”という印象を伝えることを、忘れないようにしてみてくださいね!

 

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【参考】

※ 谷口淳一ら(2010)『夫婦関係での自己呈示が関係の質に与える影響』日本社会心理学会大会論文集