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村上春樹の小説に学ぶ!「恋に効く名セリフ」3つ

2013/04/26 22:00  by   | カップル, デート, モテる女, 出会い

発売7日目で100万部を突破するなど、なにかと話題の村上春樹さんの小説『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』、もう読まれた方もいるかもしれませんね。ネット上には続々とレビューが投稿されていますが、最近の長編作品よりも、『国境の南、太陽の西』などに近い、ノスタルジックな中編小説と言うコメントが目に付きます。

過去の作品を振り返ると、村上春樹さんの小説の中には、男性心理や恋愛について考えさせられる名言・名場面がたくさん出てきます。今回は、その中のいくつかをピックアップしてみたいと思います。

 

■ 素敵な彼女がいても何故浮気をするの?

これについては、『ノルウェイの森』の中の、永沢さんという少年のセリフが秀逸です。

<それを説明するのはむずかしいな。ほら、ドストエフスキーが賭博について書いたものがあったろう?あれと同じだよ。つまりさ、可能性がまわりに充ちているときに、それをやりすごして通りすぎるというのは大変にむずかしいことなんだ。それ、わかるか? – 中略 – 自分に能力があって、その能力を発揮できる場があって、お前は黙って通りすぎるかい?>

 “据え膳食わぬは男の恥”と言う言葉が浮かんでしまいますが、彼は同時に、

<知らない女と寝てまわって得るものなんて何もない。疲れて、自分が嫌になるだけだ。そりゃ俺だって同じだよ。>

とも答えています。虚しさを感じつつ、中毒的な衝動に駆られて逃れられない、複雑な男心が垣間見えますね。では、そうでない男性との差はどこにあるのでしょうか?

 

■ なぜ浮気を踏みとどまれるの?

『羊をめぐる冒険』の中には、下記のような名言があります。

<人間には欲望と プライドの中間点のようなものが必ずある。全ての物体に重心があるようにね>

恋愛に限ったセリフでは無いですが、恋愛にあてはめて考えると、その“重心”をどこに設定するかで、モラルに対する考え方がガラッと変わりそうですね。“欲望と理性の中間点”ではなく“欲望とプライドの中間点”であることに、ドキッとさせられます。

 

■何のために恋愛をするの?

ふたたび『ノルウェイの森』ですが、主人公の

<僕らは収支決算表を睨ん で生きているわけじゃない。もし君が僕を今必要としているなら僕を使えばいいんだ。そう だろ?>

というセリフがあります。10代の少年が、同じく10代の精神的に不安定な状態の少女に愛の告白をするシーンで、“一緒にいたらあなたの重荷になってしまうのではないか”と悩む彼女に言ったことです。

大人になって人生のパートナーを探すようになり、多かれ少なかれ“理想の条件”などの損得が頭をよぎる年齢になると、「たとえ自分の負担が多くても、それでもいいからお付き合いしたい」という真っ直ぐな愛情は、より美しく見えますね。

 

いかがでしたか? もし、あなたの好きな人が読書好きで、なおかつ春樹ファンだった時は、何冊か読んでおけば会話が広がるかもしれませんね。

どの作品にも名言が数多く出てくるので、上記以外でも、自分好みの“恋愛名言”をピックアップしてみたり、逆に彼の心に刺さった名言を教えてもらったりしているうちに、お互いの恋愛傾向や理想が分かってくるかもしれませんし、話が弾んでグッと仲が深まりそうですよ! まずは話題の新作『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』を読んで、感想を語りあってみてはいかがでしょうか?

 

【あの本やアニメを参考に】

男は皆ウルトラマン!? 不幸になりがちな「思考」の男女差

人気アニメの「病弱ヒロイン」に学ぶ!男心をつかむ方法

女が男心を理解するため「絶対に読むべき漫画」ベスト10【前編】

 

 

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