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好きな人の前だと「自分を見失ってしまう」理由は脳にあった

2013/05/08 13:00  by   | ココロ

 

好きな人ができたとたん、仕事や友達のことをほったらかしにしてしまう人、いますよね。ある意味、“恋は盲目”なんでしょうが、なんでもかんでも恋人を優先されてしまうと、まわりにはいい迷惑だったりします。

でも、好きな人の前だと自分を見失ってしまったり、恋人優先になってしまうというのは、誰にでもあることなんです。その理由はどうやら、脳の仕組みにあるようです。

 

■恋は麻薬

ロンドン大学ユニバーシティ・カレッジ教授で脳科学者のセミール・ゼキ氏は、MRIという装置を使って、協力者の脳の状態の変化を、その人の好きな人物の写真を見せながら調べました。すると、好きな人の写真をみると、物事の判断に重要な働きをする前頭葉の活動が低下することがわかったのです。

また、これとは別に、恋愛をしているとドーパミンという快感や意欲に関係するホルモンが増加し、気持ちが高揚することがわかっています。これは、麻薬を摂取したときと同じような状態になること意味しています。

つまり、恋愛をしているときは、ドーパミンの影響で気分がハイになり、もっと心地よくなろうとして、ますます恋愛にのめり込んでしまうというわけです。そしてそのあいだは、一体自分がどうすべきかという判断力が鈍ってしまい、気持ちがいい恋愛を優先してしまうのです。 

なぜ恋愛をすると前頭葉の働きが低下するのかについて、セミール・ゼキ氏は繁殖の問題が関係しているのではと考えています。実際、恋愛という感情が人に生まれたのは、繁殖という目的を達するためという考えがあるのですが、好きな人と長く一緒にいたい、そして余計な判断で繁殖が妨げられることがないようにということで、人の脳は進化したのかもしれません。

まさに、恋は“麻薬”なのですね。

 

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【参考】

※ Prof Semir Zeki―UCL RESEARCH DEPARTMENT OF CELL AND DEVELOPMENTAL BIOLOGY

※ Crazy in love: What happens in your brain when you really do have chemistry―Mail Online 

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