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日本人女性が次々撃沈!「恋愛先進国」イタリア人男性の特徴4つ【後編】

朽木誠一郎

朽木誠一郎S.Kuchiki

ストレートかつダイナミックな愛のセリフで、思わず日本人女性のハートをつかんでしまうイタリア人男性の特徴を、2回にわたってご紹介しています。今回は【後編】として、“愛の名台詞集”と“バラの花束マジック”の2つです。

 

■3:こんなにある“愛の名言集”

ひきつづき、イタリア・フィレンツェ在住の清水晴子さんに、印象的だったイタリア人男性の“口説き文句”を聞きました。【前編】で登場した「君はなんて素晴らしい創造物なんだ!」はそのひとつ。さすがキリスト教圏、といったところですね。

他にも、「なにもかも投げ出して2人で逃げよう、あの地平線に向かって」というのもぼちぼち耳にするとのこと。これをロマンティックと受け取るか、“いやいや、逃げんなよ”と思うかはあなた次第でしょうか。

清水さんの友人は「君は僕のためにこの世に生まれてきたんだよ、ようやく出会えたね」と言われたことがあるそうです。かなりの自信家ですね。奥ゆかしい日本人男性には、とても真似できません。

でもこんなセリフ、余程のイケメンじゃないと言えないのでは!?と感じますが、イタリアではとくにイケメンでなくても、ぐいぐい口説いてくる場合があるようです。大切なのは見た目ではなく、“折れない心”なのかもしれません。

■4:“バラの花束”という罠

また、清水さんの友人には、“バラの花束”という、なんとも古典的な愛の表現方法で、巧みにハートをつかまれてしまったケースもあるそうです。

友人のA子さんには、イタリア人男性から、バラの花束が1ヶ月、毎日会社に届けられたとのこと。しかし、その花束が、ある日いきなり、パタっと来なくなりました。ぜんぜん気にならない男性だったはずなのに、そうなると彼女も気になりだして……結局A子さんとイタリア人男性はお付き合いをはじめることになったそうです。

日本でこれをやったら、ほとんどストーカーなんじゃないか、という気がしなくもないですが、そのあたりの雰囲気作りが、さすがイタリア、ということなのでしょう。

 

いかがでしたか? ここまで紹介したようなセリフやテクニックに、女性がまんざらでもない反応をすると、イタリア人男性のなかには、口説きにかかる人も出てきます。

「日本人女性も、けっこう本気になったりもするのですが……話をすすめていくと、その男性には彼女がいたり、結婚していたり、ということも多いのが事実です」と清水さん。

うーん、やっぱりイタリア人男性、油断できませんね。イタリア人男性とお付き合いをするときは、慎重に相手の気持ちを見きわめましょう。素敵な相手が見つかれば、一生情熱的な恋愛ができるかも。

なお、日本人男性の筆者としては、身近なところ(=日本人男性)にもぜひ目をむけてほしいものです。

 

 

【参考】

※ 清水晴子・・・イタリア・フィレンツェ在住。ピアニスト・オペラ歌手・国際会議の同時通訳・モデルなどさまざまな分野で活躍する。著書に「イタリア伯爵夫人が教えてくれた魅力的な女性に変身するための8つのルール」がある。

 

【画像】

by:Aurore Dechambre