女心がわかる元祖オトメン!? あの太宰治が残した恋愛格言8つ【前編】

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太宰治という名を聞いて、みなさんは何を想像しますか? 小説『人間失格』や『走れメロス』の作者、もしくは波乱万丈な人生を送った一人の男……きっとそんなイメージではないでしょうか。

けれど太宰治を語る上で絶対に外せないもの、それは“愛の苦悩”です。雄々しいイメージのある三島由紀夫とは反対に、卑屈でネガティブながらも、人が人を愛する心を、太宰治は鋭く見抜いていました。

今回は、太宰治の名言を集めた書籍『生まれてすみません 太宰治 一五〇の言葉』(山口智司著)を参考に、そんな彼の残した恋愛格言をご紹介します。

 

■1:告白できないのは、自分を大事にしているから

<「てれくさくて言えないというのは、つまりは自分を大事にしているからだ」(『新ハムレット』より)>

「好き過ぎてなかなか彼に告白できない!」なんて、一見聞こえは良いですが、結局はフラれた時の傷を恐れていたり、より素敵な告白をしようとカッコつけたりしているだけ。保身が働いてしまうのは人間のサガかもしれませんが、行動しなければ何も始まらないのです。

 

■2:じつは片思いこそが最高

<「片恋というものこそ常に恋の最高の姿である」(『チャンス』より)>

恋に恋している時が一番楽しいだなんて……昭和の文豪はすでに見抜いておられたようです。恋が成就するということは、相手と嫌でも向き合うということ。それは、楽しいことだけでなく、辛いことや苦しいこととも向き合わなければならないということ。だったら勝手に想っていられる片思い中が一番楽! 納得の格言ですよね。

 

■3:女の“好き嫌い”なんて、いい加減なもの

<「理窟はないんだ。女の好ききらいなんて、ずいぶんいい加減なものだと思う」(『女生徒』より)>

何故そのことを知っているのか……そう太宰治に問い質したくなります。今までカッコイイと思っていた彼が、ちょっと情けない姿を見せたら嫌いになったり、今まで興味の無かった男性からちょっと優しくされたら好きになったりと、女心はいい加減なものなのです。

 

■4:男なんて、爪を隠せない犬みたいなもの

<「男って、正直ね。何もかも、まる見えなのに、それでも、何かと女をだました気で居るらしいのね。犬は、爪を隠せないのね」(『火の鳥』より)>

この格言の何が素晴らしいって、男でありながら、女性が男を鼻で笑う様を太宰治がよく知っているところです。男の愚かさを嘲笑い、犬になぞらえてバッサリ切る……太宰治が女の視点で、いかに男心を見抜いていたのかわかる格言です。

 

以上、いかがでしたか? 一つ一つの格言から読み取れる、太宰治の洞察力に惚れ惚れしてしまいますね。もしかしたら彼は、女性以上に女心のわかる“元祖オトメン”だったのかもしれません。

次回も引き続き、太宰治の残した恋愛格言をご紹介していきます。彼の、屈折しながらも憎たらしげに紡ぐ恋愛論をどうぞご覧あれ!

 

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【参考】

※ 山口智司(2009)『生まれてすみません 太宰治 一五〇の言葉』  (PHP研究所)

 

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