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ずっと一緒にいたい…「好きな人といる時間」を延長できる方法が判明
三井さおりS.Mitsui
かけがえのない時間=あなたといる時間……。そんなに乙女チックな人じゃなくても、こんな方程式を頭に思い浮かべてしまうのが恋心です。ひとたび恋に落ちれば、好きな人といる時間が愛おしくて、「このまま永遠に時が止まればいいのに」なんて、つい思ってしまう時もありますよね。
残念ながら時間を増やすことはできませんが、アメリカの脳神経科学者デイヴィッド・イーグルマン氏は、“意識的に脳を騙すことで1日を24時間以上に感じることができる”と発表しています。今回は、わざわざ星にお願いしなくても乙女心が叶ってしまう科学のチカラに注目してみましょう!
■新しいことをすると時間が長く感じる
イーグルマン氏によると、私たちが“時間の感覚”だと思っているものは、脳が整理した情報のまとまりにすぎないとのこと。そして、脳はなじみのある情報はあっという間に処理しますが、まったく新しい情報の場合、匂い、音、色彩などの情報が大量に脳に流れこむので処理に時間がかかります。そしてこの処理に時間がかかるほど、時が長くなったように感じるというのです。
■ デートは常に行ったことのない場所へ
この概念に当てはめてみると、好きな人と過ごす時にも“常に新しいこと”をすれば、より長い時間一緒にいられることになります。
例えばデートでは、最近できたばかりのスポットや、二人ともまだ行ったことがない新しい場所を意識的に選ぶこと。行く場所がマンネリ化してくると、脳はすでに知っている情報を処理するだけなので、1日を短く感じてしまうのです。何だかちょっともったいないですよね。
また、未体験のバンジージャンプに挑戦するなど、刺激的なことをして“脳を驚かせる”ことも重要なようです。夕食も、初めて行くレストランをチョイスして、いつもより長い1日を存分に楽しみましょう。そうすれば、お互いの満足度が上がって、より良い関係を築けるかもしれません。
以上、いかがでしたか?
好きな人と一緒にいる時間をできるだけ長く感じるためには、自発的に新しい経験をして脳を騙すことです。どんなに倦怠期を迎えて冷え切っているカップルでも、一緒に新しいことをすれば、充実した時間を過ごせた気になるかもしれませんよ。ぜひ試してみてください!
【参考】
※ 脳の仕組みを知れば、1日を24時間以上に延ばすことだってできる(2013) – lifehacker
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by Kunonguyen