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お願いだから服を着て!「裸族彼氏」にパンツをはかせる方法3つ

中田綾美

中田綾美A.Nakata

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自宅ではパンツ一丁、あるいは全裸で過ごすのが習慣化している“裸族男子”がひそかに増えています。「家ではスッポンポン!“裸族”になりたがる男の心理が判明」では、心理カウンセラーの浅野寿和さんからのお話をもとに、そんな彼らの心理に迫りました。

とはいえ、一緒に家にいるときに、彼氏や夫に全裸でウロウロされるのは、ちょっと目のやり場に困る……というか、「勘弁してよ!」と思う女性も多いはず。そこで、引き続き浅野さんから、“裸族な彼への上手な対処法”を教えていただきました。

浅野さんによれば、頭ごなしに「やめて」と感情的に非難するのは、さしたる根拠もなく批判されたと思われて反発を招くだけ、とのこと。では彼の感情を害することなく“せめてパンツだけでもはいてもらう”にはどうすればいいのでしょうか? 浅野さんは、以下の3つの方法を提示しています。

 

目次

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■1:裸になりたがる根本原因を取り除いてあげる

「冒頭でも述べたように、感情的にダメ出しするのは逆効果。ちょっと遠回りになってしまいますが、裸になりたがる根本原因を取り除いてあげる、つまり彼の“心理的な抑圧の緩和を図る”ことが第一歩となります。

“心理的な抑圧の緩和”……というと、ちょっと堅苦しく聞こえるかもしれませんが、あまり難しく考える必要はありません。日々、彼に向けてちょっとした気遣いや感謝の言葉を示すのがポイントです。

あなたの気遣いや感謝の言葉によって、“裸にならなくてもリラックスできる”というほど、彼が心に余裕をもてるようになれば、全裸になりたい欲求がおさえられると考えられます。彼のコンプレックスを愛してあげたり、上手にコミュニケーションをはかったりして、彼の抑圧を解放してあげましょう」

 

■2:“服を着ること”のメリットを感じさせる

「裸族をやめさせるというよりは、“裸族よりもいいものがある”という発想を持たせることも大事。人は何事もメリットや報酬が無ければ動かないものです。

たとえば、今はルームウェアもデザイン性の高いものや着心地の良いものがあるので、そういうものを用意して、着てもらって、“そのガウン、すごく似合ってる。セレブみたいでかっこいい!”などと褒めてみるとか。すぐに結果が出るとも限らないのですが、根気よく服を着せていきましょう」

 

■3:ちゃんと女性として意識してもらえるようにする

「互いに男女として認め合う感覚を育むのも効果的かもしれません。異性というより、なんとなく一緒にいるだけの関係になっていないでしょうか。そうなるとお互いに相手の話に興味を持とうとすることが少なくなるおそれがあります。

なので、お互いの異性としての感覚を取り戻すことが大切。まず、女性自身が自分をもっと磨いたり、外で会う機会を増やしたりしてみるといいでしょう」

なるほど、“リラックス”と“なあなあの慣れ合い”とは似て非なるもの。お互い、男と女であるという意識は忘れたくないものですね。

 

以上、“裸族な彼にパンツをはかせる方法”についてお届けしましたが、いかがでしたか? もし、愛する彼が“裸族男子”だと判明したら、それが原因で彼と険悪になった……なんて悲しい事態を招かないように、ここで紹介した方法をうまく活用して、上手にパンツをはかせてくださいね。

 

【取材協力】

浅野寿和(あさのひさお)・・・カウンセリングサービス所属カウンセラー。名古屋を中心に東京・大阪地区を担当。扱うカウンセリングテーマは“恋愛・結婚・浮気・セックスレスなどの男女関係”“家族・対人関係”“自己価値に関する問題”“ビジネスシーンの問題” など多岐にわたる。特に男女関係での“男性心理”の分析、サポートが好評で強い支持をいただく。また個性的でユーモアを忘れないその語り口も好評。Twitterは@asanohisao

 

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