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負け組?ハイステータス男性との結婚「理想と惨めな現実」4つ

大西 偉織

大西 偉織I.Onishi

若いときは、見た目のカッコよさばかり気にしていても、いざ結婚を意識しはじめると、気になるのは見た目よりやはり収入。

「結婚するなら絶対ハイステータスな男性!」と意気込むアラサーも多いと思いますが、本当に皆が憧れるような結婚生活が待っているのでしょうか? 実は、意外な落とし穴があったのです。

今回は、“勝ち組”とされる憧れの職業4つの男性と結婚した女性たちに、お話を伺ってみました。

 

目次

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■1:医師・・・結婚することが社会的ステータス

「急患が入った、などの理由で、休日出勤や夜遅くなることも多々あり。命にかかわる仕事なだけに文句も言えず、日々我慢。でも実は浮気されていた……。

福利厚生は充実していないうえに、退職金もほぼもらえない。出張費を含めた学会費用も実費なので、出ていくお金も結構多い」(31歳Kさん)

昔から変わらず、結婚したい職業の常連・医師ですが、やっぱりモテる職業。結婚しても浮気の心配があるようですね。忙しい職業ですから、家事や子育ての手助けも望み薄。完璧な専業主婦に憧れる女性にはいいかもしれません。

 

■2:銀行員・・・大ヒットドラマ以来、話題の職業

「福利厚生はしっかりしているけど、忙しい割に給料がそんなに高くない。

マイホームを持っていない人は基本的には社宅になるけど、建物が古い。社宅では若い奥さんが上司の奥さんにかなり気をつかって過ごさなければいけない。

銀行員の離婚はかなりのマイナスポイントになるので、なかなか離婚もできない」(29歳Iさん)

堅い仕事だけあり、奥さんも体面をある程度気にしなければいけないようですね。転勤が多い中での社宅生活は大変だという人が多いようです。 

 

■3:商社マン・・・憧れる人が多い駐在生活だが

「飲み会やキャバクラなど結構派手に遊んでくるので、収入は多くても使うお金も半端でない。

海外の在留邦人コミュニティは、外交官とその奥さんをトップとして、教養や学歴などを評価対象に、女の厳しい付き合いの世界が待っている。コミュニティ内で嫌われたら最後、精神病で帰国する奥さんも多い……」(34歳Oさん)

海外赴任など、華やかなイメージの商社マンですが、最近は東南アジアや中国などの新興国に駐在が多い傾向にあるそうです。治安の悪いところもあるので、子育て環境は心配かもしれませんね。

 

■4:弁護士・・・ザ・エリートの肩書

「仕事柄、依頼者・相手方から恨まれることもあるので、家族に嫌がらせなどの被害を受けることもある。

若手弁護士は土日も関係なくとにかく激務で、顧問先の少ない弁護士は安定した収入が得られない。独立しても渉外弁護士でない限り、年収は一般企業のサラリーマン程度が多い」(33歳Mさん)

身内が法律に詳しいとそれだけで、安心で心強いですよね。ただ、弁護士と結婚して離婚したくなった場合、弁護士相手の離婚裁判……。大変そうです。

 

周りが羨むような結婚でも、実情を見ると色々お悩みは多いようです。それでも、「ハイステータスな男性と結婚したい!」という女性は、これからの婚活の参考にしてみてください。