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「こんなのはじめて…」男が本気で喜ぶ魅惑のほめ言葉
大山奏K.Ohyama
男の人をやる気にさせる言葉ってむずかしいですよね! いつもほめられている人はほめられ耐性がついているので、多少のほめ言葉ではあなたに関心をもってくれません。
ほめ上手になって、彼をオトすためにはどんな言葉が有効でしょうか? 今回は、夫婦間コミュニケーターの中村はるみさんに、“男性が本気で喜ぶほめ言葉”を聞いてみました。
「ほめ言葉は、ほとんどが“あなたの〇〇が素敵です”と主語が“あなた”。
これを“私は○○と感じる”にするのが上級編。主語を“私”にすると、“あなたのおかげで私にはこんな影響が出た”という意味を暗に伝えるので、効果的です」
ほめ言葉の主語を頭におきつつ、シチュエーションごとの例をみていきましょう。
■恋のはじまりは“特別感”を出す暗示
「恋のはじまりに使えるほめ言葉は、“(私は)いつもなら断るけど、〇〇さんだからOKしたの”、“一度、(私は)〇〇さんと話したかったんだ”、“(私は)出会ったときは何も思わなかったけど、〇〇さんのこと知るにつれて、いいなと思いはじめたの”などです」
相手に対して、「あなたは特別な存在」と暗に伝えるのがコツのようです。
■会社で使える“半沢直樹テクニック”
「仕事では相手を立てるのが基本。“教えてださい”、“(私は)〇〇さんのアドバイス通りにしたら解決したわ。ありがとう”、“あなたの目はごまかせないわ”、“(私は)○○さんには勝てない”
“(私は)○○さんと組んでよかった”、“大人って違いますネ”、““自分をしっかりともっているのですネ”などが使えます。
他にも、“諸葛孔明・島耕作・半沢直樹みたいね”と男性の理想像にたとえるのも効果があります」
あなたには勝てないという言葉は、男性の支配欲も満たしそうです。
■デートで「こんなのはじめて……」
「デート中にすごいなと思うときがあったら“どうして知ってるの”、“(私は)こんなのはじめて”、“〇〇さん、(私は)楽しかったわ”と素直に表現しましょう。
また、いつも彼が言われている言葉以外の言葉でほめることが重要です。男らしい彼なら“あなたの気配りが嬉しかった”、優しい彼なら“男らしく力強いところが好き”など具体的にほめましょう」
彼に対してギャップを感じたら、それこそほめポイントなのかもしれませんね。
この中の言葉を少し変えるだけで、無限のほめ言葉が思いつきそうです。大切なのは、相手をピンポイントでほめること。誰に対しても同じほめ言葉では芸がありませんよ!
【取材協力】
※ 中村はるみ・・・『離婚回避クオリティ・オブ・ライフ研究所』代表、夫婦間コミュニケーター。夫心と妻心の通訳者。1級心理分析士。男女性差を応用した夫婦の再恋愛、夫婦間コミュニケーション等のコンサルティングを行う。夫婦円満コラムの連載、テレビ出演などのほか、セミナー講師としても活躍中。ホームページは『離婚回避・夫婦円満ガイド』。ブログは『パートナー・コミュニケーション塾 幸せな結婚生活を続ける“良妻のコツ”お伝えします!』。Facebookは『良妻を愉しむ パートナー・コミュニケーション塾』。