恋のなやみに効くメディア

エリート街道からドン底へ?「婚期を逃しがちな」女性の職業3つ

中田綾美

中田綾美A.Nakata

エリート街道からドン底へ?「婚期を逃しがちな」女性の職業3つ

“結婚したい男性の職業”、“お嫁さんにしたい女性の職業”はよく話題になりますが、逆に“なかなか結婚できない女性の職業”ってあるのでしょうか? 世の中にはさまざまな職業病がありますが、仕事はその人の人格にも多大な影響を及ぼすもの。女性の婚期を遠ざけてしまう職業というのもあるかもしれません。

そこで、結婚相談所『マリーミー』代表で婚活アドバイザーである植草美幸さんから婚期を逃しがちな女性の職業3つを教えていただきました。

 

目次

隠す

■1:教員

「結婚できない女性の職業の筆頭株に挙げられるのは教員。特に幼稚園から小学校低学年までの小さいお子さんを担当される方ほど危険です。

子どもたちを相手とする職業ですから、なかなか大人と対等な立場でコミュニケーションをとるという機会に恵まれません。しかも、先生というのは“生徒を指導する”というエラい立場。それが染みついてしまって、仕事以外の場面でも、大人の男性まで生徒扱いしてしまうようなところがあるんですね。

たとえば、ある男性はお見合いに向かう途中、運悪く事故に遭って遅刻してしまいました。彼は平謝りに謝ったのですが……お相手の40代教員の女性は“私を何分待たせるつもり!?”とお冠。

そりゃ学校では遅刻してきた生徒を叱るという立場なのでしょうが、ここはお見合いの場。“大丈夫でしたか?”と男性を気遣うべきですよね。当然このお見合いは破談になりました。この女性に限らず上から目線が災いする教員の方が非常に多いのです」

 

■2:外資系のキャリアウーマン

「高学歴・高収入の外資系キャリアウーマンは25歳くらいまでにゴールインしておかないと結婚できなくなります。

彼女たちにとって、男性の基準となるのは大学の同級生や職場の人間。身近な男性がエリートばかりで感覚がマヒしているのか、結婚相手に求める条件も異様に高いんです。

また、男社会でバリバリ競争してきた彼女たちは負けん気が強く、プライベートでもうまく男性を立てることができません。

たとえば、デートで男性が“俺、パリからの出張帰りで時差ボケでさ~”と漏らすと、“私だってニューヨークで仕事だったんだから!”などと張り合ってしまうようなところがあります。“えーっ大変! パリでお仕事すご~い”とでも言っておけばかわいいのにね。

また、“ちょっとそれまちがっているよ。正しくは~~でしょ”と男性の会話のなかでちょっとでも知識の誤りがあればそれをいちいち訂正するようなところも。男性をこてんぱんにしちゃうので結婚相手としてはまず敬遠されます」

 

■3:女医

「女医さんも結婚するのは大変。なんせ職場結婚しようにも、男性の医師はモテモテですから、わざわざ女医と結婚しようと思わないんですね。

となると、職場外で相手を見つけるしかありませんが、激務でそんな暇などないのに加えて“自分より収入が高くないとイヤだ”といった変なプライドがじゃましてうまくいきません。

また、外資系のキャリアウーマンと同様、職場の男性が基準になっていますから、“あんたバカじゃないの”と男を見下すような態度がにじみ出てしまうこともあります」

 

植草さん曰く、その職業自体が悪いというより、“職場の環境に染まって、仕事とプライベートでモードが分けられない”ことこそが問題だといいます。だから、上記3つの職業に当てはまらない女性も油断は禁物。

仕事をバリバリこなすのはすばらしいことですが、プライベートでもスキのなさ全開では男性から逃げられてしまいます。仕事も結婚もあきらめたくないという方は、プライベートでは“できる女”よりも“かわいい女”を目指すように心掛けてみてはいかがでしょうか?

 【取材協力】

※ 植草美幸・・・東京・青山「植草美幸の結婚相談所marry me(マリーミー)」代表。婚活評論家、・婚活アドバイザーとして、雑誌やテレビなどで幅広く活躍中。著書に『必ずうまくいく婚活の裏ワザ25』(廣済堂出版)、『今、婚活ビジネスが危ない!!!』(あの出版)、『30歳から幸せな結婚ができる女できない女』(学研パブリッシング)など多数。