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好きな人にだけ使って!会話の質を一気にあげる「質問+アレ」

渡辺ゆきち

渡辺ゆきちY.Watanabe

 

「好きな人を前に、どんな話をしたら良いのかわからない」と、意中の彼を前にしてモジモジしているそこのあなた。彼との会話は、主導権を握ったもの勝ちですよ!

そこで今回は、内藤誼人さんの書籍『後出し会話術』を参考に、彼のハートを惹きつけるために必要な会話術のポイントをまとめていきましょう。

 

目次

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■ポイント1:会話の中身を、具体化して反射する

大抵の場合、人は同調を求めてあなたに質問を投げかけます。その際、相手の求めている通り、言葉を反芻するというテクニックを持っている人は結構いるのですが……内藤さんはそのさらに先を行くテクを教えてくださいました。

「反射のテクニックを実行するときには、さらに相手のセリフを具体化して反射していくのが良い」とのこと。具体的には、例えば彼が「このシャツ、似合うと思わない?」と尋ねてきた場合、「似合うと思うよ」と返すのではなく、「うん、その襟のデザインがすごくオシャレで似合ってると思うよ」と一つ言葉を加えるのです。

なんだか、一気に会話の質が向上した気がしますよね!

 

■ポイント2:上級者は“ホメ+質問”を仕掛ける

また、こちらも同様にもうワンステップ上の後出し会話術「質問する形でホメる」というテクニックです。

人間は基本、ホメられたい生き物です。ですから、もしあなたの彼が、「僕は、プレゼンが得意でね」と会話の端に自慢要素を入れてきたら、「うん。○○さん、説明上手ですよね。昔からそんなに上手だったんですか?」と、ホメた上で会話を深堀りするのがコツ。それならば下心も読まれない、と内藤さんは指摘しています。

 

■ポイント3:返事後の口はたえず“イ”の状態をキープ

そして最後に、「笑顔こそ、まさに最強の武器」と内藤さん。確かに、自分が話をしている時ってついつい相手の表情が気になってしまいますよね!

そこで大切なのが、口の形なんですって。「笑顔を作るときには、口角を上に向けておくことがポイント。簡単に口角を上げたままにするには、“イ”という言葉を口にするときの形をキープすればいい」そうですよ。心の中で毎回、返事の言葉の最後に“イ”をつけるのが最強テクニックと言えるでしょう。

 

以上、いかがでしたか?

これで今後、恋のハンドルは“後出し”のあなたのお手元にあるはず! 気になる彼を射止めるマル秘会話術として是非、ご活用くださいませ。

 

【取材協力】

※ 内藤誼人・・・心理学者。立正大学客員教授。アンギルド代表。

慶應義塾大学社会学研究科博士課程卒。ビジネス心理学の第一人者で著作は200冊を超える。

 

【参考】

※ 内藤誼人(2015)『後出し会話術』(小学館)