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「初めてのデートは暗い場所」がオススメ!その心理学的理由とは…
平松隆円R.Hiramatsu
初めてのデート。どこに行こうか、悩みますよね。
たいていのひとは、食事に行って、街をぶらぶらして買い物をしたり。そして、バーやカラオケに行ったりというのが、定番コースでしょうか。
もちろん、初めてのデートに出かける場所で、絶対の正解というものはありません。ですが、心理学的にオススメしたいポイントがあります。
それは、暗い場所がオススメだということ。どうして初めてデートに出かける場所として暗い場所なんだとおもいますか。その理由を、心理学者の筆者が紹介したいとおもいます。
■ガーゲンの実験
アメリカの心理学者ケネス・ガーゲンというひとが、こんな実験をしています。
お互いのことを知らない男女をペアにし、一方は明るい部屋に、他方は暗い部屋に入ってもらうという実験です。
結果はどうなったかというと、明るい部屋に入れられたグループはそれぞれが距離をとったまま、あたりさわりのない会話をしたのに対し、暗い部屋に入れられたグループは、お互いが近づき、親密な会話をするようになったんです。
しかもなかには、相手の体に触れたり抱き合ったりするひともあらわれました。
つまり、ひとは暗い環境におかれると、その不安からか、自分の近くにいるひとと親密になるんです。
■初デートの場所
ケネス・ガーゲンの実験をふまえると、やはりオススメのデート場所は、バーやカラオケがいいということになります。横に座って、会話ができるという意味では、相手の心理スペースであるパーソナルスペースに入ることもできるので、オススメ。
じつは、その意味では“お化け屋敷”も、心理学的にはオススメ。
暗闇であると当時に、なにがでてくるかわからないドキドキが、吊り橋効果になって恋愛には効果的。初デートに遊園地に行った際には、ぜひとも行ってほしい場所です。
他にも、水族館なども、暗いだけではなくロマンティックな雰囲気もあっていいのではないでしょうか。
いかがですか。デートの場所に悩んだら、暗い場所を選んでみてくださいね。