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不倫は実は勘違い?「男は意外に誠実だった…」被害妄想女の悲劇
相川葵A.Aikawa
皆さんは、自分のパートナーに「浮気されている……」「もしかして不倫じゃないの?」と疑念を抱いたことはありますか?
パートナーに対して、不倫や浮気の疑念を抱くのは、男性よりも圧倒的に女性のほうが多いということは、想像がつくと思います。しかし、現実に男性はそんなに浮気をしているものでしょうか?
そこには、女性たちが知らない事実が隠されています。コレを知らないままでいると、一生を誓ったパートナーとの関係に、思わぬ事態を招くことも……。
心理カウンセラーの筆者が、心理カウンセリングの現場でよく遭遇する、男性の浮気と不倫事情をこっそりお教えします!
■1:男の付き合いは不倫じゃないと心得て
女性に非常に多いのが、男性がキャバクラやクラブへ足を運んだことで、「浮気をした!」「不倫された!」と大騒ぎするパターン。しかし、これが大きな勘違いだから、困ったものです。
男性の世界では、男同士の取引先との付き合いで、そうした商売の女性を使って営業しなくてはならないことは珍しくありません。女性から見れば、自分だけの力で契約を取るのが妥当だろうと思われますが、現実はなかなかそうではないのです。
いわゆる“接待”で、立場によって招く側になることもあれば、招かれる側になることもあり、これをこなさなくては顧客を失うということも珍しくないのが男性たちのクラブ事情。男性たちはいわば、間接的には妻やパートナーのために、水商売のお店に出向くことがあるのです。
これに対して、レシートがあったの、マッチがあったのと大騒ぎしていると、パートナー男性からの愛情を失い、彼が本当に浮気をしたり、お店に行った以上の事実もないのに離婚や別れ話に至ってしまったりすることも。極端に嫉妬深い女性が愛されない良い例なのです。
■2:架空の相手に嫉妬していないかよく確認して
男性本人にも避け得ない仕事の付き合いを浮気認定するのと同じくらい、よくあるのが、浮気、不倫の事実が全くないにも関わらず、相手を浮気認定してしまうという、勘違い女パターンです。
毎日帰宅が遅い、出張が多い……などを理由にして、パートナーの男性の浮気を疑う女性は非常にたくさんいます。でも、実際にはその多くが、本当に仕事で遅くなっているケース。あからさまに、浮気で毎日遅くなるなんて、そうしょっちゅうあることではないのです。
他にも、実際には浮気相手、不倫相手ではないのに、彼の職場の女性を勝手に「不倫相手である」と妄想してしまい、不倫を決めつける女性も少なくはありません。
女性の側が「遅いのは浮気に違いない」「彼は不倫しているのに違いない」と妄想をたくましくし、パートナーの男性に八つ当たりをするところから、愛情が崩れ始めることがよくあります。
もちろん、こうしたケースでは不倫や浮気の事実がありませんから、探偵に依頼して浮気の事実を掴もう……などと思っても、何も出てきません。ただ、女性の側からの不信感が態度に出てしまうことが発端で、関係が悪化して破局に至ることがほとんどなのです。
女性の嫉妬はなかなか制御しがたいもので、それもこれも、相手の男性を愛しているから、好きだからこそ生じる感情です。しかし、好きだからこそ信じなくてはならない、疑いを抱いたとしても態度に出してはならないときがあります。
浮気、不倫の確たる証拠を掴んだのでもなければ、八つ当たりで相手の愛情を失うなど、最もばかばかしい破局と言わざるをえないでしょう。
男性というものは、女性が思うよりもずっと純粋で、意外にも誠実なもの。ところが、ひとたび女性から不信感を抱かれたと知れば、それが彼のプライドを傷つけ、関係が悪化することは必至です。
もしもあなたが、彼に不倫や浮気の疑念を抱いているのなら……それが、あなたの単なる被害妄想ではないかどうか、入念にチェックする必要があることを、忘れないでくださいね。