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婚活女子よ聞け!「ファミリー経営中小企業社長」と結婚すると…
並木まきM.Namiki
1:中小企業社長との結婚生活は予想外!?
結婚を視野に入れている女子ほど、「やっぱり社長が一番よね~」と考えてしまうこともあるかもしれません。
では、カレシが俗に言われる“同族経営”の社長だったら、あなたはどう思いますか? いわゆる“ファミリー企業”といわれるパターンです。中小企業にありがちですよね。
ファミリー経営の中小企業でトップを務めるオトコと結婚した場合には、親や親族、兄弟などと夫が毎日顔を合わせていることから、一般的には考えられないようなトラブルが起きるリスクも高いんです!
周囲の既婚女子とは全く違う悩みに、ひとりで悶え苦しむことになるかも……。
2:ファミリー経営企業男子との結婚の試練3つ
そこで、今回は8年間の市議時代に3万人以上の人間模様を垣間見てきた筆者が、ファミリー経営企業男子と結婚すると待ち受ける試練を3連発でお伝えします。
■試練1:親族問題を会社の問題と混同して棚上げする
たとえば、妻と夫の姉、つまり義姉との間に問題が起きたけれど、姉が夫の会社で働いているなどのケースでは、夫が純粋な親族問題として受け止められずに「そうは言っても、毎日会社で会うんだしさ」などと理由をつけて問題解決に至らず棚上げされることが増えるんです。
姑にイジメを受けたり義姉に理不尽な要求をさたりした時、妻にとって頼れる人は夫しかいませんよね?
ですが、ファミリー経営で姑や義姉が経理に入っているなど、会社に深~く関わっている場合には、夫は問題を棚上げし静観したがる傾向が強くなります。
親族の問題が会社の問題にもリンクするのを避けたがるのでしょうね? 妻としては、困ってしまいますよね。
■試練2:夫婦間の出来事が筒抜けになる
夫の兄弟や親が夫と毎日顔を合わせていると、伝えて欲しくなかった夫婦間の出来事なども筒抜けになりがち。
たとえば、夫は悪気なく「今朝は妻が寝坊しちゃってさー。朝メシ食ってないんだよね」と世間話をしたとしても、それを聞いた姑は「まっ! なんてダメな嫁かしら!」などと憤りを感じ、それ以降ダメ嫁のレッテルを貼られたり。
また、「週末はディズニーシーに行ったんだよ」など、夫婦で出かけた場所も兄弟や親に筒抜けになりやすい環境です。
毎日顔を合わせている分、離れている関係よりも会話量が増えますから、仕方ないことではあるのですが、嫁的には「なんでそれを話しちゃうのよぉ~」と思う事柄も多くなりそうです。
あなたなら耐えられますか?
■試練3:親族との距離感が難しくなる
パートナーの親族と仲良くするためには、ある程度距離感があることも大事ですよね?
近すぎると、干渉されるなどうっとおしいことも増えますし。
でもファミリー経営だと、本来あるべき親族の距離感が掴みにくく、私生活と公の立場が混同されがち。
その結果、妻が息苦しく感じるほどの近すぎる距離感に、ストレスを抱くこともあるかもしれません。
3:結婚には覚悟が必要!
いかがですか?
「付き合うオトコは、なにがなんでも経営者じゃないと!」という揺るぎない信念を持っている女子もいますよね。
でも、中小規模のファミリー経営の会社で働くオトコと結婚すると、想定外の試練が待ち構えているかもしれません。
経営者の家族になる以上、覚悟して結婚したほうがよさそうです。