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「可愛いワガママとムカつくワガママ」ちょっとの違いで大違い3つ

月島もんもん

月島もんもんM.Tsukishima

みなさんは彼氏にちゃんとワガママが言えていますか?

男性は頼られるのが大好きなので、ワガママを言う女性のことを可愛いと思います。ですが、ワガママはちょっとした恋のスパイス。

さじ加減を間違えると、ピリッとさせすぎて「なんかムカつくな……」と思われてしまうことも多いのです。

男性が可愛いと思うワガママと、ムカつくと思うワガママのボーダーラインはどこにあるのでしょうか。

そこで今回は、新宿・渋谷にて「彼女や女性のワガママで、どんなワガママがムカつきますか?」と街頭インタビューを実施。その結果を、元No.1キャバ嬢で恋愛コラムニストのナナミ・ブルボンヌさんに解説していただきました。

 

目次

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■1:一口(ひとくち)ちょーだいっ

「デート中にアイスクリームを買いました。彼女はラズベリー、僕はマカデミア。“一口ちょーだいっ”と言って、3分の1くらいパクッともっていかれたときは、マジでムカつきました。こっちはラズベリーなんてほしくないのに……」(24歳/蠍座A型)

一口ちょーだいっ、でたっぷり食べてしまう。これはどうでしょう、ナナミさん?

ナナミ「聞いただけでは、可愛いんですけどね。当事者にとっては、本気でムカついたんでしょうね。食べ物の恨みは恐いですから。

“一口”って、だいたい味見程度の意味ですからね。量が減ってしまうくらい食べちゃうのは、可愛くないですよね。

これを読んで、“そんなの可愛いじゃん”と言う男性がいても、実際にお腹がすいていたり、喉が乾いていたりするときは、自分の食べ物や飲み物を奪われると本能的にイラッとしてしまうものなのです。

食べ物には注意しましょうね」

 

■2:遅刻の連絡が遅い

「駅まで車で迎えに行ったのですが、約束の時間に着いてから、“ごめん、30分おくれます”の連絡が。もっと早く連絡してくれれば、止めるところのないロータリーでくるくると駐車スペースが空くまでむなしく回ることもなかったのに……。

遅刻はいいけど、遅れるという連絡が遅いのは意味がわかりません」(25歳/魚座B型)

遅刻の連絡が遅い……。これは男女限らず、困ってしまいますね?

ナナミ「遅刻は、その連絡をするところから“フォロー”が大事ですからね。

昔、『Menjoy!』でもご紹介いたしましたが、“ごめんなさい。シャワーあびてたー!”と入れておけば、“え? シャワーだと……?”と、いろいろ期待させることができ、遅刻への怒りどころではなくなります。

ピンチのときにチャンスあり。こういった細かいテクニックを覚えておき、動揺せずに、ちゃんと思い出して使うことですね」

 

■3:帰りたくない……

「女友達が悩みがあると言うから、飲んで愚痴を聞いてあげていたんです。そしたら、“帰りたくない”とワガママを言い出しました。さすがにそこまでは付き合えないでしょう。こっちも明日、仕事があるんだし。“早く帰れよ”と心の中で思ってました。

“こういうときは、ちゃんと寝たほうがいいよ”とやさしく言ってあげたら、“ひとりじゃ眠れない”と言うので、24時間のファミレスに行って、軽く話しながら、僕は始発までパソコンで仕事してましたよ」(28歳/魚座AB型)

帰りたくない……というのは、男性が大喜びするパターンだと思っていたのですが?

ナナミ「かっこつけてますね、この男性。この女性は、身体は奪われていないようですが、もっと悪い意味で遊ばれてますよ。

この男性は、このエピソードを語ることで、自分がモテるということをアピールしています。相手の気持ちに、気がつかないふりして。それで、他の女性たちにモテようとしているわけです。話のネタになった女性は、完全に“モテない”ポジションにおかれてしまいました。

“ワガママ”も相手を見て言わないと、みんなに知れ渡り、大変な打撃を被ることになります。この女性なんて、“本当にやりたかったんだろうな……”という印象をうけますよね。

恋愛は男女の心理ゲーム的な要素もありますが、たまにこういった男性もいるので、お気をつけください」

 

いかがでしたか。女性のワガママについて、男性がどう捕えるか? ナナミ・ブルボンヌさんに教えていただきました。うーん、男女っていろいろ難しいですね。

 【取材協力】

※ ナナミ・ブルボンヌ・・・元No.1キャバ嬢のライター。スポーツ新聞などでライターをつとめる傍ら、ネットショップでレディースウェアやコスメも取り扱っている。著書『キャバ嬢とヤれる極意』も絶賛発売中。現在も勉強のためキャバクラに勤務中。