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大撃沈!「今夜は帰りたくないなー…」で大失敗するパターン3つ

月島もんもん

月島もんもんM.Tsukishima

みなさんも、女性が覚悟を決めたデートで使える、最強の言葉「今夜は帰りたくない……」を一度くらいは使ったことがあるかもしれません。

ほぼダイレクトに、「今夜、Hしよーよ!」と誘っているこのセリフ。

真剣な交際を考えている男性から、H目的の男性まで、まるっと拾ってしまう勢いですが、実は成功率100%ではありません。

せっかく覚悟を決めて、「今夜は帰りたくない……」と言ったのに、「えっ。帰れよ」と冷たくあしらわれ、大撃沈してしまう恐れもあるのです。

そんな悲劇は、味わいたくないですよね。

そこで今回は、新宿・渋谷にて「“今夜は帰りたくない”と女性に言われて、困ってしまったことってありますか?」と街頭インタビューを実施。官能小説家の小川沙耶さんに解説いただきました。

 

目次

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■1:次の日、マジで忙しい

「飲んでいるときに、“明日、大切な会議が朝一である”という話をしているのにも関わらず、酒が入りすぎたのか、“今夜は帰りたくない”。こちらのことをまるで考えていないワガママに萎えました。“早めに帰ったほうがいいよ”と言われたほうが、がんばった」(28歳/牡牛座O型)

忙しいと言っているのに、「帰りたくない」と言われると困るのでしょうか、沙耶さん?

沙耶「自分が小説の主人公になったつもりで、セリフを考えるといいですよね。“明日、大事な会議がある”という男性に、“今夜は帰りたくない”というセリフを返す女性は、愛されないです。読者にも、登場人物にも」

 

■2:既婚者

「既婚者の女友達と、そういうつもりではなく飲んでいたのですが、いきなり“今夜は帰りたくない”と言われ、“いや、ちゃんと帰れよ”と思いましたよ。小さい子供もいるのに、それはないですよね」(30歳/乙女座A型)

既婚者の「帰りたくない」。帰さないと大変なことになりそうですよね?

沙耶「人妻がエロいアイコンとして使えるのは、“ダメだと自分の中で必死で抗ったけど、もう拒むことができない……”というシチュエーションにおいてなんですよね。そういう関係性をじわじわと築く前に、いきなり自分から道を踏み外しては、雰囲気が出ません」

 

■3:下半身の元気がない

「前日に本命彼女とHしまくっていて、もう元気がなかったときですね。結構、可愛い子だったんだけど、“今夜は帰りたくない”的なことを言われたとき、眠いのもあって“いや、今夜は帰りたいなー”と思いました。ムラムラすると、この夜のことをいつも悔やみます」(25歳/魚座B型)

もう下半身の元気がない。これは女性側の責任ではないですよね?

沙耶「うーん。男性は結構、新しい女性が相手だと元気になれるものですよ。とはいえ、今回のケースのように、性的に満足している男性を、再びムラムラさせるのはとても大変なんです。

私も官能小説家として、それを研究しているのですが、男性がいわゆる賢者モードで、Hな雰囲気ではないな……というときは、まずは癒しのムードでリラックスさせると効果的。そこからソフトにじわじわと、興奮を高めさせるようなことをするといいですね。

最悪、下半身の元気があまりなくても、“気持ちいいことをしたい”という欲求はありますから、そこを刺激するのが効果的です。

“今夜は帰りたくない”だと相手にリードを委ねてしまっているので、めんどくさく感じさせてしまいますから、“リラックスさせてあげようか?”のような言葉のほうがいいでしょう」

 

いかがでしたか。男性をビクンと興奮させるには、状況にあった雰囲気作りが大切なようです。気をつけてみてくださいね。

 【取材協力】

※ 小川沙耶(おがわさや)・・・官能小説家、恋愛コラムニスト。女性のリアルな性と恋愛を描くためという名目で、現在も派遣OLとして週2回勤務中。いまいちやめどきがわからない。