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幼少期からの確執が…?人間関係でトラブルを抱えやすい人の特徴3つ

相川葵

相川葵A.Aikawa

幼少期からの確執が…?人間関係でトラブルを抱えやすい人の特徴3つ

あなたは、人間関係トラブルを抱えやすいタイプですか? もしも、自分の人間関係で悩んでいるなら、そんな人が持っている特徴と、ちょっと気にかけてみてほしいことを、心理カウンセラーの筆者がご紹介いたします。

もしかして、自分の生活のちょっとしたところを変化させるだけで、あなたのお悩みに変化が訪れるかもしれませんよ。

 

目次

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■1:男性か女性どちらかとばかりトラブルになる

人間関係のトラブルを起こす人の中で、男の人とも、女の人とも、どちらともしょっちゅうトラブルになる……という人は、そう多くありません。

常にといっていいほど、女性ばかり、あるいは男性ばかりとトラブルになることが多いのではないでしょうか。この原因は、あなた自身の父親との関係、あるいは母親との関係に、あるのかもしれません。

男性とばかりトラブルになる人は、父親と。あなたが女性なら、恋人とのトラブルもこれに含まれますね。そして、女性とばかりトラブルになる人は、母親と。

幼少期から抱えた小さな確執が、大人になっても影響を与えていることがよくあるのです。

 

■2:人の話をよく聞かない

人間関係でトラブルを抱える一因は、あなたが他人の話をよく注意して聞いていないことにあるかもしれません。

父親、あるいは母親との関係で、一番よくある問題の根っこは、「父あるいは母に、話をよく聞いてもらえなかった」ということなのです。

他人から見ると、その親子関係に何ら問題はないように見えても、当事者から見れば、「聞いてもらえなかった……」という印象を強く抱いていることは多いのです。

すると、成長してから、相手に対して「自分の話をよく聞いていないだろう!」と潜在意識で思うあまりに、自分の話ばかり聞かせようと熱心になってしまいます。

反対に、相手の話を聞かなくなるので、それがトラブルの元となるのです。

 

■3:精神的な親離れができていない

親離れ、という言葉は非常に難しいもので、実家を出ていて、独立していれば親離れをしていると言えるかどうかは、人それぞれです。

形式上は一人暮らしをしたり、結婚したりしていても、親の言動にいちいち左右されるような生活をしている人は、親以外の人との間に人間関係のトラブルを抱えやすいのです。

反対に、親と同居していても、頑として親の意見と自分の意見を分離させ、親の意見に左右されない人もいます。そのような人は、常に自分の態度が一貫しており、トラブルも抱えにくいと言えるでしょう。

 

こうした人間関係トラブルに、心当たりのある人は、自分と親との関係を一度ゆっくりと考えてみると良いでしょう。

潜在意識下で、親に傷つけられた自分をそのままに放置しておくと、次々と新しいトラブルを招いてしまう可能性もあります。

親から自分がどのような影響を受けているかノートに整理したり、あらためて認識してみると、親のことと、自分の人間関係とを切り離して考えられるようになり、トラブル体質が安定することもありますよ。