実は本能のせいじゃない?男が浮気する真の理由を解明

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あなたはパートナーから浮気されたことがありますか? 逆に、パートナーを裏切って浮気に走ったことはありませんか?

浮気はカップルの破局を招く最大の原因のひとつです。人はなぜ浮気をするのか? その原因がわかれば、対策も立てやすくなり、カップルはより幸せになれるかもしれません。

そこで当記事では、精神科医ゆうきゆう氏の著書『たったひと言で心をつかむ心理術』を参考に、人が浮気をしてしまう心理学的理由について解説します。


■浮気は子孫繁栄のため?

浮気の原因については、“子孫繁栄”というキーワードで説明されることがよくあります。

つまり、男性はよりたくさんの子種をばらまくために、なるべく多数の女性と交わろうとする。また、女性はなるべく優秀な子孫を残すために、パートナーよりも優秀な男性になびいてしまうという説です。

こうした生物学的根拠もたしかに一理あります。しかし、これだけで全ての浮気を説明することはできません。

子種をばらまくのが目的なのであれば、男性はなぜ避妊するのでしょうか。また、女性のなかには、エリートビジネスマンをパートナーに持ちながら、優しいだけが取り柄のダメ男になびいてしまうという人もいます。

さらに、ゆうきゆう氏の著書では、パイプカットをした途端モテモテになったという男性のエピソードも紹介されています。

これらの事象は、子孫繁栄という生物学的説明とは明らかに矛盾しています。そこで、もっと根深い心理学的理由があるのではないかというのが、ゆうきゆう氏の主張です。


■さびしくて浮気するのは女だけじゃない!

では、男女が浮気に走ってしまう心理学的理由は何かというと、“さびしさ”というキーワードをゆうきゆう氏は挙げています。

「だってあなたが仕事仕事でずっと構ってくれなかったからさびしかったの……」といえば、女性の浮気の常套句のような気がします。

しかし、男性だってさびしくて浮気してしまうのです。といっても、“キャリアウーマンとヒモ男”の組み合わせで、ヒモ男が構ってもらえないさびしさから浮気に手を染めるといったパターンばかりではありません。

単にデートの回数や一緒に過ごす時間が少ないためのさびしさではなく、交際期間を経るにつれて“慣れ”が生じることによるさびしさです。

誰でも交際したての頃は、相手が新鮮でドキドキしますよね。それが、交際期間を経るにつれて、良くも悪くも相手が空気のような存在になり、何でも当たり前になりがちです。

特に深刻なのが、相手に対する評価がなくなってしまうこと。たとえば、最初のうちこそ、彼女が髪型を変えたことに対して彼氏が「かわいいね」と言ったり、彼氏からのプレゼントに彼女が大感激したりということがよくあります。

そうした反応がなくなると、人はどうなるか?

「自分って、いったいどんな人間なんだろう……」

と不安で仕方がなくなります。自分の存在意義が脅かされるほどのさびしさを覚えるのです。

そういうときに、新しい異性が現れて、自分のささいな言動にも喜んだり、感謝したり、褒めてくれたりしたら、自分の魅力が再確認できますよね。

これこそが、男女ともに浮気に走ってしまう心理学的理由です。

 

人が浮気してしまう心理学的理由についておわかりいただけたでしょうか? 次回からは、この点もふまえて心理学的に浮気を封じ込める最強テクニックを紹介します。

 

【参考】

※ ゆうきゆう(2007)『たったひと言で心をつかむ心理術』 徳間書店