長年仲良し夫婦に聞いた!「夫婦ゲンカ」を長引かせない3つのコツ

“夫婦ゲンカは犬も食わない”といいますよね。でもケンカすることでお互いの本音が見え、夫婦の絆をより一層深めることも、幸せな家庭づくりの重要なポイントになるのです。そこで今年3月に電子書籍『妻を世界一輝かせる38のメソッド』を出版された和泉真人さんに“夫婦ケンカを長引かせずに絆を深めるコツ”をお伺いしてきました。
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その1:ふたりの会話の時間を大切にする

和泉「夫婦ケンカを防ぐ下地として、普段からふたりの会話の時間を多くとることが大切になってきます。

日常のささいなコミュニケーションを大切にすることで、相手が今、何を考えているのか体調が悪いのか、何か悩みがあるのかといった状況に気づくことが出来ます。

“仕事で大変なら、今はイライラしやすくなってるな”とか、相手の言葉の背景を知ることが大切です」

夫婦ケンカが起こって問題が長引いてしまう時というのは、パートナーの気持ちに気づいてあげられなかったことが主な原因……と和泉さん。

売り言葉に買い言葉で“条件反射”的な言動をとってしまうことが良くないようですね。

和泉「会話する時間を大切にすれば、パートナーをとりまく環境も把握することができます。これだけでも、無用なケンカは大幅に減っていきますよ」

 

その2:自分の常識(マイルール)を押し付けない

和泉「夫婦といえども、お互いに育った環境が違います。それぞれの家で“当たり前“と思って育った前提が全く違うケースも多いものですよね。

そこで、お互いに常識と思っていることを押しつけあっているのでは、いつまでも平行線となってしまいます。

“自分が正しい! あなたは間違っている!”と、自分の主張を押し付けてしまったときに、たいていケンカが発生するのです。

そこで、大好きで夫婦になった相手だとしても、“そもそも、考え方や行動パターンが自分とは違うんだ”という認識を持つことが大切です。

やりがちなパターンが、“自分の思考や行動は常識だ、パートナーは間違っている”と思い込んでしまうこと。

そうではなく、“パートナーの思考も行動もアリ、自分の思考も行動もアリ”と何でも認めてしまうことです。そうすると、かなり気持ちが楽になっていきますよ」

たとえば、日常によくある風景として、食事の時に大皿からおかずを取る場面を例にとってみましょう。

和泉さんは子供のころから、大皿から直箸でごはんの上におかずを乗せ豪快に食べていたそうです。

奥さんの生まれた家庭では、大皿から取り分け用の箸で小皿に移して食べていたので、奥さんからみると、和泉さんの食べ方はマナー違反のように感じてしまったのです。

和泉「こういうとき、“こっちが正しいから直して!”とか、“俺はこれで育ってきたんだから正しいも何もないだろ!”などと、自分中心に発言してしまうとケンカに発展してしまうのでご注意下さい。

“小皿に取り分け用のお箸で移すのが、私の生まれた家庭では自然だったの。客観的にみて、取り分けて食べる方が美しく見えると思わない?”というのです。そういわれると、“確かに、自分の食べ方より、そっちの方がスマートだよね”となるわけです」

ポイントとしては、正しい正しくないということにフォーカスしないで、さらっと伝えること。もっと美しくなるとか楽しくなるといったポジティブな提案をしていくと、二人で仲良く取り組めるようですね。

人は押し付けられると、どうしても反抗したくなるものですよね。“パートナーに受け入れられやすく伝える”ことが、ケンカを長引かせずに夫婦の絆を深めるコツといえそうです。

 

その3:いったん冷静になってみる!

和泉「パートナーの言動に“かっちーん”ときた時に、まず試してみてほしいことがあります。それは、深呼吸していったん冷静になってみることです。これにはある程度、くりかえしの練習が必要になってきます。

ケンカになりそうになったら、“すぐに深呼吸して冷静に”ということをパブロフの犬のように、条件反射的にできるようにしてゆきましょう」

和泉さんご夫婦の場合も、相手にイラついてしまうのは、寝不足で体調不良だったり仕事が気になってイライラしている時だったようです。

また、“パートナーとは直接関係ないストレスがある時”にケンカが起こっていることに気づきました。

冷静さを保つことで、お互いにイラつきが落ち着いたあとで「ごめん、疲れてた」と素直に謝れるタイミングを見つけられるようになります。

怒りの感情はつい、その原因となったように思えるパートナーに対して、直接ぶつけたくなってしまいますよね。

イライラしてケンカモードになってしまった時、“私、今なんで怒ってるんだろう?”と冷静に自分に問いかけてみましょう。

それだけでも、確実にケンカの機会が減ります。まずは相手に怒鳴ってしまう前に、一度大きく深呼吸してご自身の状態をふりかえってみてくださいね。

 

夫婦ゲンカを長引かせない3つのコツ、いかがでしたか?

「感情のコントロールって難しそうなイメージがあるかもしれませんね。ですが、少し意識するだけでもパートナーとの仲は深まっていきますよ」

と、和泉さん。

まずはできそうなことから、少しずつ試してみて下さい。自分ひとりでは気づけないことを気づかせてくれる。それが、パートナーシップの醍醐味ですよね。

ストレスの多い現代です。ぶつかり合うことは、避けられないかもしれません。それならば、ケンカを上手く使いこなし、二人の絆を強めるための最高のスパイスにしてみて下さいね。

 

 

【取材協力】

和泉真人・・・妻を輝かせる専門家。慶應義塾大学理工学部大学院卒、電子書籍コンサルタント、電子書籍を3冊出版。『妻を世界一輝かせる38のメソッド』Amazonランキング「恋愛・結婚」部門等で1位を獲得。ブログ「妻を世界一輝かせる方法」がパートナーシップに悩む女性に人気。無料メルマガはこちら