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クラブの社長に聞いた!「お持ち帰り狙い」オトコの強引な言動3つ
並木まきM.Namiki
1:やたらと濃いお酒を飲ませたがる
クラブやバーにはアルコールがつきものですが、やけに強いお酒を飲ませたがっているオトコは「酔わせてお持ち帰りしよう」という魂胆をもっていることも。
「この時点で女の子が“この人なんかヤな感じ……”と気づいていることもありますが、気づかずに飲んじゃう子もいます。濃いお酒ばかりすすめられることを不審に思うことができれば、女性の心のガードが崩れないので、クラブ側としても安心です」
場面にもよりますが、ノリで飲んでいるとオトコの魂胆に気づかないこともありますから、警戒しなければなりませんね。
ちなみに、女性が嫌がらないよう上手に強いお酒を飲ませるオトコも存在するようです。
「スマートに口説く男性の中には、女性にドリンクのオーダーを聞く場面で好みだけを聞いている人もいます。バーコーナーのスタッフと仲良くなっておいてオリジナルカクテルをつくってもらうような男性なら、こちらとしても楽しい時間と少し強くて美味しいお酒を提供できますね」
紳士的にお酒の好みを聞かれたら、「弱めで」って伝えておくと安心かもしれません。はっきり好みを伝えないで強いお酒を出されても、文句を言えないですものね……。
2:やたらと触る
「触れることは大事なのですが、ある程度のプロセスと距離感をわかっていなければ女性は不愉快になりますし、犯罪にもなりかねません。
気持ちが先走って積極的にスキンシップを取り、ラブラブな雰囲気を作ろうとする勝手な男性もチラホラ見かけますね。初回からベタベタと女性に触れるのはもってのほかです」
これは「お持ち帰りしたい!」という欲求がストレートに行動に出すぎている典型的なパターンと言えそうです。では、強引ではなくスマートに口説くオトコなら、どういう行動に出ているのでしょうか!?
「セットしている髪を褒めてみたり、ヘアカラーを褒めてみたりして、髪の毛から距離を縮める男性はスマートですよね。ボディタッチも自然にできるでしょう」
「そのカラー、キレイだね」……このくらいの距離感からのスタートなら、女性としても“ムリやり感”がなくて自然にオトコとの距離を縮められます。強引にお持ち帰りを達成しようとしているのかは、距離感でも測れるんですね。
3:終電で帰らせないよう画策する
「深夜0時前後になって、女の子は終電で帰りたいのにお酒をどんどん注文して帰らせるタイミングをなくそうとしたり、やたら次の店にハシゴしようとする行動はNGですね」
終電を逃すように仕組むのは、ストレートに“お持ち帰りしたい”という欲求が丸見え。しかし女の子もお酒を飲んでテンションが上がっていて、冷静に振り切って帰りにくいシーンだからこそ、こんな強引な行動がまかり通るのかも。
ならば、強引に連れ帰る目的ではないオトコの行動とは何が違うのでしょうか。
「終電間際は電車も混んでいるので、タクシー代を渡してあげてリリースしてあげればかなりの好感度アップになっていますね。“次回に繋がること間違いナシ”な振る舞いでしょう」
“タクシー代”という金銭によって、自分の“持ち帰り欲”をスマートに隠す、上級者ともいえる紳士的な行動です。女性としても出会ってスグに“お持ち帰り目的”しかないオトコよりも、確かに信頼できますよね。
女性は嫌がっているのにムリやりにお持ち帰りを企んでいるオトコは、あの手この手で罠を仕掛けてきます。
スマートに口説くタイプも目的は同じとはいえ、強引な言動をされるよりも快適な口説きシーンを体験できますから安心感がありますよね。
意気投合したワケでもないのに、出会ったその日に“お持ち帰り”なオトコに狙われたら、華麗にスルーしていきましょう!
【取材協力】
片山康生(かたやまやすお)・・・東京・六本木のMAHARAJA六本木代表取締役社長。六本木のナイトシーンに20年以上携わるスペシャリスト。お客様の立場に立った親身な接客を心がけている。