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何このドキドキ!? 鈍感男でも「恋愛感情を抱いてしまう」セリフ2つ
賭弓郁穂I.Kakeyumi
1:嫉妬心を煽るセリフ
“恋愛感情を抱かせる”ために必要なこと、それは無自覚スイッチを自覚スイッチに切り替えさせるということ。
しかし相手は鈍感男。当然、ツンデレのような態度や遠回しすぎる言葉は、まったくもって無意味なのです……。
そこで効果的なのが、男性なら誰でも持つ“嫉妬心”を上手く煽って意識を自分に向けさせる、という行為です。
他の男の影がほんのり……
『からかい上手の高木さん』で上手いなぁと感じたのは、主人公・西片くんがヒロイン・高木さんを後ろに乗っけて二人乗りをする場面。
なかなか二人乗りが成功しない状況で、高木さんはこんなことを言います。
<高木「二人乗りできないのは全部西片のせいだよー」
西片「ぐ……」
高木「だって…前に乗っけてもらった時はその人スイスイこいでたもん」
西片「へ、へぇ……すごいね。友達の女子……?」
高木「んーん、女子じゃないよ」
(『からかい上手の高木さん』2巻・「二人乗り」より)>
これを聞いて、西片くんは燃えます。
もちろんそれは、高木さんに他の男の影があったという事実以前に、男としてのプライドが刺激されて燃えるわけですが。
それでも西片くんは、確かにこの瞬間、高木さんと二人乗りした他の男に嫉妬心を抱きました。そういった小さなきっかけが、“恋愛感情を抱かせる”ための上手い土壌となってくれるわけです。
このテクは現実でもバッチリ使えます。
鈍感な彼に何かしてもらっている時やお店に入った時、さりげなく他の男の気配を匂わせる発言をしてみましょう。
それだけで彼は、なんとなくモヤモヤする感情を抱いてくれて……それをきっかけにあなたへの恋愛感情を自覚するスイッチが入るわけです。
2:告白まがいの質問セリフ
嫉妬心を煽る……これもかなり効果的ですが、ここまでやっても鈍感すぎる男は山ほどいます。
そこで最終奥義として使ってほしいのが、「今のって告白!?」と彼に思わせるほどスレスレな質問をする、という手段です。
もしかして……俺のこと!?
『からかい上手の高木さん』の中で、西片くんと高木さんが授業中、お互いに一つずつ質問をしていくというゲームを始めるエピソードがありました。
ここで開始早々、高木さんはさっそく仕掛けてくれます。
<「私の好きな人って誰だと思う?」>
思いがけない質問に平常心を失う西片くんに、高木さんはさらに攻め込みます。
<「私の好きな人ってこのクラスにいると思う?」
(『からかい上手の高木さん』3巻・「質問」より)>
うーん、実に甘酸っぱい青春の香りが漂いますね!
でもこれ、リアルの男たちにもバッチリ効果があるテクです。
鈍感男には“相手の”ではなく、“自分の”恋愛話を!
そもそも鈍感男は、普段からほとんど恋愛スイッチが入っていない状態。
そのスイッチを入れさせるには、あえて恋愛話……しかも自分側の話をするのが効果的。下手に相手の恋愛話をさせようとすると嫌がられてしまいますが、自分側の話だったら何も問題無いですよね。
しかも、「私の好きな人って誰だと思う?」なんていう話題のふり方をすれば、予想外の質問にドキッとする上に、あなたを一人の女性として意識してドキッ、さらに「一体誰が好きなんだ……まさか、俺?」といった感じに、彼の心にドキッの追加攻撃を食らわせることができちゃいます!
「私っていくつに見える~?」とか「私は何型でしょうか~」なんていうつまらない質問は卒業して、予想外かつ相手をドキドキさせるこっちの質問に切り替えてみてください。
青春偏差値テストにチャレンジ!
このように、ちょっとしたテクを駆使することで、どんな鈍感男にも“恋愛感情を抱かせること”は可能なんです。
今まで意識していなかった女性に、ふとしたことがきっかけで恋愛を意識してしまう鈍感男……まさに青春漫画そのものですが、リアルでもガンガン起こっている恋愛パターンの一つですので、ぜひ今回の記事を参考に青春を味わってみてください!
逆に『高木さん』をからかってみる?
また、今回参考にした『からかい上手の高木さん』のからかい系ヒロイン・高木さんが青春偏差値を計ってくれる『全国統一青春偏差値テスト』というスマホアプリもオススメ!
恋愛と学校生活にまつわる質問を高木さんが出題してくれるので、それをYESかNOで答えれば自分の青春偏差値を数値化することができます。しかも出題の答えに対し、西片くんの画像ばかり押していると、なんと……!?
高木さんからの出題に答えながら「懐かしい~」「あったあった」なんて青春時代を思い出しつつ、今回ご紹介したテクを使って第二の青春を味わってくださいね!
【参考】