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再会で急接近!実は…同窓会で「恋に落ちやすい」心理的秘密とは

平松隆円

平松隆円R.Hiramatsu

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心理的な距離が近い

大人になると、どうしても「○○さん」とか「○○部長」とよばれてしまうもの。そこには複雑な立場や人間関係があり、壁があるというか、親しさはありませんよね。

ですが、旧友の間柄であれば「○○ちゃん」とか、場合によってはニックネームでよばれることだってあります。すると、壁が取り払われて、心理的な距離が近くなるわけです。いってみれば、警戒心がなくなるということ。

一気に、彼はあなたの懐に入ってきてしまい、恋の炎に火をつけられてしまうんです。 

お互いのことを詳しく知っている

恋愛関係で大事なことは、お互いのことを深く知っているということです。

心理学的にいえば、“自己開示”ができているということなのですが、相手のことを知っていればいるほど、そして相手が自分のことを知っていればいるほど、好意の感情が芽生えます。

同窓会は、基本的には仲のいい旧友や元クラスメイトたちとおこなうもの。大人になって知り合ったひとよりも、自分や相手のことを一番知っている間柄なわけです。

ですから、そこに好意が生まれても何ら不思議ではありません。 

ギャップが大きい

同窓会で、旧友と恋愛関係に発展する理由の一つに“ギャップ”があります。

子どもの頃はそうでもなかったのに、再会してみるとかっこよくなっていたり、かわいくなっていたり。いつも宿題を忘れていて頼りなかった子が、頼もしい経営者になっていたり。

そんなギャップに、コロッといってしまうことがよくあります。じつはこれも、心理的な理由。

たとえば、人から誰かを紹介されるときに、「○○くんは、優しくて、かっこよくて、だけど女子にだらしがない」といわれるのと、「○○くんは、女子にだらしがないんだけど、優しくて、かっこいい」といわれるのと、印象が違って聞こえませんか。

必ずというわけではありませんが、ひとは最後にいわれたことに印象を支配されてしまいます。つまり、同じ内容でもほめてからけなされるより、けなしてからほめる方が印象がよくなるわけです。

同窓会もじつは同じ。昔のダメダメなイメージが再会して逆転する。それは、けなしてからほめるのと同じ。印象がよくなって、好意をもつのも当然というわけなんです。 

同窓会は、恋を始めるにはうってつけの場所だったんですね。

「いまさら……」と思うかもしれませんが、彼氏が欲しいひとは同窓会にもでかけてみてくださいね。