1:頬(ほほ)
「女子が照れたときに、強がっていても頬が赤くなっていると、そのままいじめたくなる。からかったときに、赤くなる子はかわいい」
照れたり、怒ったりですかね? 興奮して顔が赤くなる女子はかわいいという意見です。これはチークで赤くしたり、冷たい風にやられて赤くただれたり、りんごほっぺ病だったりではダメなんですかね、沙耶さん?
チラリズムの一種です
沙耶「それは男子たちに聞いてください(笑)。でも、ポイントとしては、本人は隠しているつもりの感情が、赤くなるという表現で隠しきれなくなってしまうところに、かわいさというか、エロさがあるんじゃないですかね。
これはある種のチラリズム。恥じらいながら、感情がチラリと出てしまっているところがいいのです」
2:おっぱい
「女が本当にイクときに、なんとかフラッシュといって、おっぱいが赤くなると、AV男優の誰かが言っていた。確かにそういうふうに見えて、興奮した。動画のなかでだけど。ちなみに実際に見たことはない」
女子がイクときに、おっぱいが赤くなる……!? これは本当なのでしょうか、沙耶さん?
血の流れによるもの?
沙耶「これは私も聞いたことがありますよ。性的絶頂の際に、血の流れが活発になり、赤くなる……んだったかな? 場所がおっぱいとは記憶にありませんが、上半身だと目立ちそうですよ。
そんな理由で赤くなっているのだったら、もちろんエロかわいいですね」
3:くちびる
「デートした子が赤い口紅をつけていると、ムラッと興奮する。でも、自分の彼女がつけていると、いまいちエッチな気分になれない。なぜだろう?」
くちびるが赤い子がエロかわいい。ただし、自分の彼女はのぞく……という意見です。これはなぜなのでしょうか、沙耶さん?
本能VS.イメージ
沙耶「その彼女さんが、赤い口紅が似合わないだけなのではないでしょうか(笑)? というのは冗談で、といっても、意外とあってる気もしますけど、男子って意外と、赤い口紅が嫌いなことのほうが多いですよ。
本当は、赤は“興奮を誘う色”なので、本能的にはエロかわいいイメージをもたせやすいはずなのです。でも“赤い口紅”自体に、ケバいイメージもあるので、そっちのほうが勝ってしまうことも多いのでしょうね。
この男子は、遊びの子にはケバいものを求めるけど、彼女には違うので、興奮できないのではないでしょうか?」
女子が赤くすると、男子がムラッときてしまうBODYパーツを3つご紹介しました。恥じらいから顔を赤めると、少し興奮させることができるといわれても、ならない人はなかなかならないもの……。そんなときは少し息を止めてみれば、苦しくなって赤くなれるかもしれませんよ。
【取材協力】
小川沙耶(おがわさや)・・・官能小説家、恋愛コラムニスト。女性のリアルな性と恋愛を描くためという名目で、現在も派遣OLとして週2回勤務中。いまいちやめどきがわからない。著作に『女性社員から「きもい」と言われない働き方』ほか、多数。