わかってねーな！と嫌われる「安い居酒屋」でのNGマナー3つ

1：「このモスコミュール、味違くない？」

「行きつけの居酒屋は、いろいろなカクテルがあるんだけど、全部サワージョッキに入って出てくるんです。そういう店だから！　バーじゃないしね。

でも、ある女子を連れていったとき、その子はモスコミュールを頼んだんだけど、サワージョッキに入った“青りんごサワー”のようなモスコミュールに、怪訝な顔……。

一口、口をつけたんだけど、大きな声で一言、“このモスコミュール、味違くない!?”。

いったい何を期待しているんだって思いますよね。そういう店なんだから。連れて行った俺が恥ずかしい思いをしますよ。

飲むのが好きそうな子だったから、とっておきの店に連れて行ってあげたのに、本当に損した気分になりました」（24歳／北区）

安い居酒屋ならではの、他とはなんか違う味。気分を楽しむものですから、文句をつけたら、周囲の雰囲気も台無しですよね。 

2：「お通し、いりません」

「帰国子女で、自分の意見をしっかりもっている子なんだけど、居酒屋で“お通しいりません！”といきなり言いだしたのは、本当に参りました。

確かに、注文していないものだし、断る権利もあるのかもしれないけど、場の空気が壊れてしまいますよね。

特に、そこのお店は、お通し、結構ちゃんとしたものが出るんですよ。自家製のキュウリ一本漬とか。日によっては、残り物のヒジキみたいのしか出ないときもあるけど。それがまたいい。

“あ、お通しいりません！”と冷たく言い放ち、店員と会話もせず、メニューで好きなものを物色する姿は、本当に醜かったですね。二度と誘いたくないです」（23歳／足立区）

これは、“安い”居酒屋でなくても、やめてほしい行為ですよね。自分の好みではないお通しを勝手に出されて、それに対価を払わなければならないことに、納得がいかないのでしょうか？ 

3：隣のおじさんをナンパ男と勘違いする

「安い居酒屋のいいところは、隣の席のおっちゃんたちと、酔っていつのまにか仲良くなることですよね。

でも、この間、デートで連れていった子が、隣のおっちゃんに話しかけられて、明らかに不愉快な態度に……。

おっちゃんが気さくに話しかけてきているのに、うつむいて伏し目がちになって、俺に助けを求めるような顔をするんです。本当に気まずかったですよ。おっちゃんに申し訳なくて。

店を出たら、“もー！　本当にああいう酔っ払ってナンパしてくる男とかムリなんだけどー！”だなんて、文句というか自慢みたいな感じの言い方をずっとしていて……。ナイな、この子と思っちゃいました。

まだその場で、おっちゃんに、“もー！　ナンパやめてくださいよー”って笑いながら言ってくれるんだったら、いいんですよ。“ナンパなんてしてねーよ！”って、仲良くなれるから。

本気でナンパだと思ってるんですからね。ヒドイものです」

安い居酒屋は、隣の席といろいろ距離が近いのが楽しいもの。話しかけられて嫌ならば、行かないほうがいいですよね。 

男子から「わかってねーな！」と嫌われてしまう、安い居酒屋でのNGマナーをご紹介しました。行ったことのない人は、「えっ、そうなんだ……」と思ったこともあるのではないでしょうか？　雰囲気になれれば、安く楽しく遊べる場所ですので、ぜひ知り合いの男子に連れて行ってもらってくださいね。