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よく考えると…結婚はムリ!「愛する彼のプロポーズ」を断った女性たち

さとうけい

さとうけいK.Sato

1:子供を欲しいと思えなかった……

筆者がアメリカに在住している時、セレブのニュースを発信する雑誌で働いている女友達がいました。

彼女はルックスも良く、時々テレビのエンターテイメント情報番組にもコメンテイターとして登場するほどで、話術に長けてユーモアのセンスも最高だし、男性にモテモテでした。

そんな彼女には、1年ほど付き合っている彼氏がいたのですが、かなり速い展開で進んでいた二人の関係はアツアツで、しょっちゅう彼は、結婚や家族を持つことを口にしていたのです。

ところが、彼女は彼のことを愛してはいたけれど、とにかく仕事が大好きで、結婚は視野にあっても、どうしても子供が欲しいと思えなかったのです。

まだ、付き合って1年も経っていなかったため、彼女は、まさか彼からプロポーズされるなど夢にも思っていなかったのだとか。

ところが、彼女の誕生日に彼がハイキングに連れ出し、夕日に包まれる空をバックにプロポーズ!

祖母から譲り受けたダイヤモンドの指輪をカスタムメイドでバージョンアップした、最高に素敵な指輪を差し出されたのですが、答えに詰まってしまったのだそう……。

その場は、雰囲気に呑まれて“YES”と答えたものの、その後に考え直して婚約を解消!

結局、二人は別れてしまったのですが、今でも彼女は、独身でバリバリ仕事を頑張っています。

女性全員が、結婚や出産で幸せになれる訳ではないという、良い例かもしれませんね。

2:相性が最高ではなかった

いくら相手のことを熱烈に愛していても、だからといって、二人の相性が最高だとは限りません。

なかなか相手が手に入らない状況が続いたばかりに、自分の気持ちばかりが先走って、相性を見極めずに付き合い始めると、よく陥るパターンです。

パートナーへの気持ちは強烈なのだけれど、それゆえに嫉妬や束縛が理由でケンカが勃発して、あまり安定した関係とは言えない交際です。

男性のなかには、恋人を永遠に自分のものにしたいがために、プロポーズする人もいます。

ところが、この手の男性に結婚を申し込まれた女性は、「結婚=牢獄」のような印象を抱いてしまい、愛されてはいるけれど、性格の相性が最高とは言えない相手との結婚に躊躇……。

結局は、彼からのプロポーズを断らざるを得なくなる……という状況になってしまうのです。

あんなにまで夢見たプロポーズを、まさか自分が断るなんて思いもしなかった……という人もいるでしょう。

どんなに素敵な婚約指輪を差し出されても、自分が心から「生涯を共にしたい!」と思える男性で、理想的なタイミング的ではないと、憧れだけでは婚約は成立しないようです。