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誰…この人ッ!? 「思い出せないときは恋のチャンス」な理由3つ

月島もんもん

月島もんもんM.Tsukishima

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思い出せない……は恋のチャンス!?

ー元No.1キャバ嬢のナナミさんですが、お客様の顔を覚えられないなんてことはあるんですか?

ナナミ「ありますよ。とくにグループで来られていると、印象の薄い人はなかなか覚えられないですよね」

ーどういう風に対応するのですか?

ナナミ「キャバ嬢では、“前も来てくれましたよねー”と、相手に言われる前から、全然覚えていないのに声をかける人も多いですが、私はおすすめしません。

女子側が“やべっ。覚えてない!”というのは、男子を惚れさせるチャンスになるからです」

ーそれはなぜなのですか? 

1:相手のほうが興味をもっている

ナナミ「まず、こちらは記憶の片隅にも覚えていないのにも関わらず、相手は覚えている。この時点で、相手に興味をもたれていることがわかりますね」

ー好感触と思っていいわけでしょうか?

ナナミ「そうですね。アドバンテージをもっていますよ。でもそこで、覚えてないのに、覚えているフリをして、ウソをついてしまうと……」

ーウソをついてしまうと……?

ナナミ「“この人、ウソつきだな”と、一気に悪い印象を与えるわけです。わかってないなって、たいていバレますから」

ーバレるもんですかね?

ナナミ「バレますね。バレないとしても、バレないように話を変な風にしか合わせられないので、会話が盛り上がりにくい。その人と話すのが苦痛になる。ここでウソをついて、いいことはひとつもありません」

ーでは、どうしたら? 

2:こっちがガチでドギマギする

ナナミ「普通に、“やばっ。覚えてないっ!”というドギマギした姿を見せればいいのです。口に出しちゃダメですよ(笑)」

ードギマギした姿を見せるのは、効果的なのでしょうか?

ナナミ「男子は、女子が真剣に“ど、どーしよう……”とオロオロしている姿にキュンとします。なにごとにも真剣な子がモテるのは、この影響も大きいです」

ーでも、ただドギマギ、オロオロしているだけじゃダメでしょう?

ナナミ「“す、すみません! どちらでお会いしましたっけ?”と、正直に聞くといいですね。“私、すごく酔ってませんでした? 覚えていなくて。すみません!”と、フォローもしましょう」

ー覚えてないなんて、失礼な人だな……と思われませんか?

ナナミ「別に悪意があって覚えていないわけではないので。しかも、それをしっかりと詫びているわけですから、むしろ好印象ですよ。その先のフォローも大切ですけどね」

ーどのようにフォローしていくのですか? 

3:今度は相手の話をちゃんと聞く

ナナミ「一回、忘れちゃってるわけですから、今度忘れてしまったら、さすがに失礼ですよね」

ーそりゃそうです。

ナナミ「だから、今度こそ忘れないように、その人に一生懸命になれることができます。相手のことを忘れてしまわないように、仕事とか、趣味とか、普段何をしているのかとか、いろいろと聞き出しますよね。しっかりと記憶するために」

ーなるほど。

ナナミ「いつもよりも、他の人よりも真剣に、話を聞くことができます。そうすると、相手からも好かれるし、相手のことを知ることで、こちらも相手に興味をもちやすくなります。

ね。これは恋のチャンスといえるでしょう?」 

「えっ……誰だっけ!?」が「恋のチャンス」になる理由をご紹介しました。次にこの困ったシチュエーションが訪れたときは、思う存分ドギマギして、相手を惚れさせちゃってくださいね。

  

【取材協力】

ナナミ・ブルボンヌ・・・元No.1キャバ嬢のライター。スポーツ新聞などでライターをつとめる傍ら、ネットショップでレディースウェアやコスメも取り扱っている。現在も勉強のためキャバクラに勤務中。