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ずっと一緒だよッ!「彼女に言われて」うれしかった愛の言葉2つ
月島もんもんM.Tsukishima
1:これからは、ずっと一緒だよっ
「僕は母子家庭に育ったのですが、小さいころに、無理がたたったのか、母が病に倒れ他界してしまい、その後は、親戚の家にあずけられました。
親戚も裕福な家ではなかったため、邪魔者あつかいされ、中学卒業後は、高校も行かず働き、ずっと一人暮らしだったんです。
だから、誰かと一緒に、あたたかい食卓を囲むっていう経験を、あまりしたことがなかったんですよね。
そんな僕ですが、職場の女子が気にかけていてくれたらしく……。
“家に遊びに来たい”と言われたけど、狭いし、汚いし、恥ずかしいから断っていたのですが、あまりにしつこいので根負けし、一回見れば気が済むだろうと思って、家にあげたんです。ちょっとは掃除しました。
一応、お客さんなので、お茶をいれてあげて、ちょっとした話をして。“もう間がもたないから、早く帰んないかな”と思っていたんだけど。なんか袋いっぱい持って来たなと思ったら、“鍋しよう!”って。食材をいっぱい買ってきてるんですよ。
しょうがないから、テーブル出して、鍋したんだけど。“おいしいね!”と言われた瞬間、なんか涙が出てきて。それを見られちゃって。そしたら、後ろから抱きしめてくれて、“これからは、ずっと一緒だよ!”って。いまの彼女なんですけど。
“勝手に決めんなよ!”とか言っちゃったけど、本当はうれしい気持ちでいっぱいでした」(28歳/北区)
初めて知った、あたたかい食卓。こんな極端なシチュエーションではなくても、傷ついている男子たちは、ストレスだらけの現代、たくさんいますので、やさしい言葉は効果アリなのではないでしょうか?
2:そういうところ、私は好きだな
「大学のときの話なんですが、仲間たちで、彼女も連れて飲んで、最後はカラオケでオールになったんです。
でも、カラオケに着いたのは4軒目くらいで、みんな泥酔状態。すごい悪酔いしちゃっていて、友達が店員と揉めちゃったんですよね。
それで、“店長を呼べ”って騒ぎ出して……。さんざん、イチャモンをつけて大騒ぎですよ。みんな酔っ払っているから、タチが悪くて。
それには乗っからないように自分を抑えていたんですが、僕も酔っていたので、ガマンができず、つい店員じゃなくて、友達相手に怒鳴りちらしてしまったんです。
“お前ら、いい加減にしろよ!”って。酔って怒ったので、あまり覚えていないのですが、そのあと、さんざん友達に文句を言って、彼女とふたりで、みんなを置いて帰ってしまいました。
その後、朝まで、“俺って、ダメだな。酔って怒って。みんな、俺のこと嫌いになったかな?”とクヨクヨしてたんです。
そしたら彼女が、“そんなことないよ。みんな酔ってたし、自分たちが悪いって、わかってくれるよ。それに、もし、わかってくれなかったとしても、絶対に間違ったこと言ってないし。流されないでちゃんと正しいことが言える、そういうところ、私は好きだな”と言ってくれたんです。
その言葉がすごくうれしくて、この子を一生大事にしたいと思えました」(27歳/台東区)
友達へ強く自分の意見を言ってしまったとき、正しいことだとしても、クヨクヨしちゃうことってありますよね。そんなとき、なにがあっても味方でいてくれる女子がいたら、それほど男子にとって心強いことはないのかもしれません。
彼女から言われてうれしかった言葉を2つご紹介しました。これから忘年会・新年会と飲みのシーズン。いろいろとドラマチックなシチュエーションがあるかもしれませんね。そんなとき、こういった気がきく言葉を身につけておけば、男心を鷲掴みできるかもしれませんよ。