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あんなに盛り上がったのに…?「2回目に誘ってくれない」男性の心理

大山奏

大山奏K.Ohyama

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実は盛り上がっていなかった!?

桜庭「2回目に誘ってくれない理由は簡単ですよ。それはずばり、1回目のデートで男性の気分がそれほど盛り上がらなかったからです」

ーーでも女性側は盛り上がったと思っていますよ?

桜庭「ここが男女で難しいところです。男性の場合、話したいことのツボがちょっと女性とは違う所にあるんですよね。

たいていの男性は好きなモノに関してはこだわりが強いです。なので、表面上の趣味の話なんかで盛り上がれた気分になっていても、また会って話がしたいとはならないんです。

男性が2回目も誘いたいと思うのは、趣味の深い部分で話があった場合か、あなたと寝たいという欲望がわいた時です」 

男性は“深いところ”が好き

桜庭「相手の男性と趣味が合うと、気が合うと勘違いすることがあります。もちろん共通の趣味を持っていることは大事な接点です。

ですが、あなたが相手に合わせて上辺だけの話をしたり、自分の思い出話をしたりすると、男性は“本当にはわかってないんだな”と残念に感じてしまうんです」

ーー具体的にはどんな話がダメなんですか?

桜庭「たとえば2人ともお酒が好きだったとします。

その場合、男性が話したいのはお酒の銘柄やどこで作られたものか、どういう飲み方をするのがいちばん味を楽しめるかなどです。

これに対して女性はお酒が好きだと言うと、“○○にあるお店に行った時に飲んだのが美味しかった”とか、“映画観ながらお酒を飲むのはいいよねぇ”など、お酒自体の話より、お酒を飲む場面についての話が好きです。

女性が話を合わせようとしても、こういう部分が違っていると、男性は“もっと話がしたい!”とは思わないんです」

なるほど、確かにこだわりの強い男性は話しが深すぎてついていけないこともありますもんね。 

こだわりの強い男性に好かれるには?

桜庭「男性と共通の趣味について話をする場合は、あなたがその趣味について深いところまで知らない場合は、聞き役にまわった方がいいでしょうね。

ですが、もちろん、ただ話を聞いているだけの女性だと男性はもう一度誘いたいとは思ってくれません。なので、そういう場合は、男性側に近づけるようにどんどん掘り下げた質問をしてみるのがいいでしょう。

たとえば、“へぇ! そうなんだ! じゃあ、○○についてはどうなの?”と相手の知識に興味を示したり、“すごーい! もっと知りたいんだけれど、それって良い本とかあるのかな?”など、相手と同じくらい深く知りたいという気持ちを示してみたりするんです」

確かに、相手にもっともっと教えてって言われて嫌がる男性は少なそうです。

本当の聞き上手って、男性の満足度をあげるためにこういう質問ができる人なのかもしれないですね。 

男性がなぜか2度目に誘ってくれない理由、これでハッキリしたでしょうか?

もちろんこれ以外にも誘ってくれない理由が他にあるかもしれません。でも相手に嫌われるようなことをしていなさそうなら、盛り上がった話について再度話題を振ってみてはいかがでしょう。

それによって、相手があなたに興味を持ってくれるかもしれませんよ。

  

【取材協力】

桜庭颯太・・・中学卒業後家から追い出され、ホストの道に入る。お店での売り上げランキングは高くないものの、多くのリピーターを作ることが得意。趣味はサバイバルゲームのアウトドア派。