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「愛のあるヤバエッチ」を知ってしまった彼の体は…私の虜になり

月島もんもん

月島もんもんM.Tsukishima

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“敏感”はなく“鈍感”ボディな理由

ーーというわけで、今回は男子を「鈍感ボディ」にさせちゃう危険なテクニックを教えてくださるということなのですが。敏感ボディではなく、鈍感ボディ?

箱崎:そうです。「敏感ボディ」にさせちゃうと、誰とやっても感じちゃいますから。いつのまにか用無しにされちゃうこともあるでしょ?

ーーせっかく開発してやったのに、裏切られてしまうと。

箱崎:「誰のおかげでここまで大きくなれたと思ってるんだ!?」と、芸能プロダクション社長のような気分になってしまいます。

ーーだからこそ、「私でしか感じないカラダ」にしてしまおうと……。

箱崎:そうですね。もう、ひとりエッチしてても、風俗に行っても、全然気持ちがよくない。ただむなしいだけのカラダ。

ーーそれはヤバイですよ!

箱崎:取り扱い注意でお願いします。 

風俗では味わえない=お金じゃ買えないテク

ーーどんなテクを使って、彼氏を「鈍感ボディ」にさせるのですか?

箱崎:自分でしか感じないようにさせるわけですからね。風俗やそこらのビッチで味わえるようなテクではダメだということです。

ーーお金では買えないと。

箱崎:そのとおり! いいこと言いますね。まず最初のテクニックは「愛情」です。愛情をたっぷりとこめたエッチをする。

ーー愛情をこめたエッチ。当たり前のような気もしますが?

箱崎:エッチのときに愛情って、なかなかこめられないんですよ。欲情が勝っちゃって。でも、愛情をこめることができると、とんでもなく気持ちよくなれます。

ーー愛情と欲情……。どうやって愛情をこめればいいのでしょう?

箱崎:愛情は、自己犠牲・奉仕の精神をもって、相手のためになにかをしてあげることです。愛をたっぷりこめて、●●や△△、××までしてあげる。

ーーそれは風俗でもしてもらえることだと思いますが?

箱崎:同じ●●や△△でも、ただ気持ちよくさせてもらうのと、愛情をこめてしてもらえるのでは、全然違います。

ーー確かに、なんか本当に愛されているような気分にさせてくれる風俗嬢は人気があります。

箱崎:そういう子は、愛情深く、博愛の精神があるんでしょうね。でも、ちゃんと付き合って、1対1で相手にみせる愛情には勝てません。 

“性的興奮”と“愛情の拒否”がセット!?

ーーしかし、多くのカップルがちゃんと愛し合ってエッチしていると思うんですよ。それでも「もう君でしか無理……」という鈍感ボディになってしまう男性がほとんどいないのは、なぜなのでしょうか?

箱崎:それは、エッチ中にどう愛情表現するかを知らないからですね。付き合いが長くなるほどに、回数を重ねるごとに刺激が少なくなり、エッチの快感が少なくなってきた。これは、そのカップルがお互いに、自分の快楽しか求めていない結果です。快楽ではなく、愛情を求めないと。

ーーラブラブなエッチをすればいいということですか?

箱崎:はい。でも簡単にはできない。それは、やり方がわからないからですね。みなさん、エッチ動画で学んでしまうから。

ーーエッチ動画のせいなのですか? 確かに「あんなやり方だと女の子は痛い!」みたいな話はよく聞きますが。

箱崎:そういうことではないです。触り方のテクニックではありません。エッチ動画って、みなさんマニアックなのが好きですよね? あまり男女ふたりが、普通にラブラブと「愛しているよ」「私も」なんて言いながら、強烈に求め合うものは見ないでしょう?

ーー他人のそんなラブラブ、こっちがひとりエッチしているときに、あまり見たくないですからね。

箱崎:そこなんです! 拒絶しますよね。“性的興奮”と“愛情”の拒絶がセット、これがクセになっちゃってるんですよ。とくに男性は。

ーーなるほど。

箱崎:それでいて、草食男子ブームやヒモブームなんてあっても、まだまだやはり女性のほうが受け身でしょう? だから多くの男性がもつ性と愛の反比例が、ほとんどのエッチにおいて反映されてしまうのです。

ーー簡単に言うと、愛情をもちながらエッチできない男性。そういう彼氏主体のエッチしか知らない女性。というカップルばかりだと?

箱崎:そうです、そうです。だからこそ、愛情をたっぷりこめて気持ちよくさせてあげる。そして、それをクセにしてしまう。これができれば、「愛情」なしのエッチではダメなカラダになってしまうのです。

ーーいいことじゃないですか?

箱崎:そうですよ。でも、「愛情」をこめて気持ちよくエッチしてあげられる女性って、本当に少ないですからね。エッチがうまくなろうとすると、みんなテクニックにいっちゃいますから。だから、これができれば、「もう君でしかムリ……」となれるでしょう? 

愛情たっぷりラブラブモードで性的に興奮させるには?

ーー先ほど、男性は愛情と性的興奮が相容れない性癖になってしまっているとおっしゃっていましたが、どのように愛情たっぷりのラブラブモードにて、性的興奮をさせるようにするのですか?

箱崎:“恥じらい”という言葉があるでしょう。多くの場合、エッチモードにする際に、愛情を恥じらいに転化させて、性的興奮を誘うはずです。これの逆を行います。

ーー恥じらいの逆ですか?

箱崎:性的行為の真っ最中に、なんの恥じらいもなく、「愛しているよ」「大好き」「ずっと一緒」「あなたは私のもの」「私はあなたのもの」……と、たっぷり愛情表現をするのです。そして、カラダの気持ちよさと、心の気持ちよさをつなげてしまいます。

ひとりエッチや浮気などで性的興奮をするのは、罪悪感や背徳感と性的興奮がつながっているからです。愛情による心の気持ちよさは、それの逆ですから、この「愛情たっぷりのエッチ」に興奮するようになってしまうと、ひとりエッチや浮気などができません。嫌な気持ちになってしまうのです。

ーーいいことじゃないですか!?

箱崎:だから、いいことなんですって! 愛情表現も、言葉だけじゃなくて、キスだとか●●だとか、△△だとか……。とにかく、いろいろな形で、表現するともっといいですね。 

以上、「もう君でしか感じられない……」と思わせてしまう危険なエッチをご紹介しました。

どんなヤバい話かと思ったら、すごくいい話でしたね。みなさんも愛のあるエッチを、どんどん広めてくださいっ!

 

【取材協力】

箱崎キョウコ・・・ライター兼スナックホステス。共立女子大学、短期大学部卒業。恋愛コラムニストとして書籍なども続々発売中。