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男ウケ最悪!? 流行でも「短足に見える」ファッションアイテム3連発
並木まきM.Namiki
リスキー1:ワイドパンツ
昨年末あたりからガウチョに代わりワイドパンツがトレンドになっているものの、幅の広いパンツは短足に見えてしまうリスキーなアイテム。
元アパレル店員で現在はウェブショップを経営する村島かおりさん(仮名)にアドバイスをいただきました。
村島「ワイドパンツは、身長が低く見えがちなので、デートで着るならヒールはマストですね。
ペタンコ靴やスニーカーで合わせると、下半身がぼってりしたコーデになりやすいです。女子目線だと、可愛いコーデなんですけどね」
とくに、あまり身長が高くない女子がワイドパンツを履いてしまうと、視線が下半身に集中してしまい、ボリュームのせいで短足に見えてしまうことが……!
本当は美脚でも、ワイドなシルエットのせいで隠れてしまうので、下半身だけ“ドーン!”と主張しているように見えやすいんです。
リスキー2:ひざ下丈のワンピース
このところ流行している“ミモレ丈”など、ひざ下まであるワンピースもトレンドのひとつ。ではあるものの、こちらも実物よりも短足に見せてしまうリスキーなアイテムです。
中途半端な丈で脚が隠れてしまうと、バランスが悪くどこからが脚なのかがハッキリせずに、短足に見えやすいんです。
村島「ひざ丈や、ひざ下丈のワンピは、男性から見ると“おばさんくさい”イメージにもなりやすいです。脚のラインが見えないので、野暮ったいと感じさせるのではないでしょうか。
カップルで買い物に来ている男性は、流行に関係なく、ミニ丈スカートが好きな印象もありましたね」
お上品なスタイルに仕上げたい日ほど、ひざを出さない丈のボトムスが便利ですよね。しかし、美脚を印象づけたいシーンでは不向きなアイテムのようです。
スカートならばまだトップスとの切り替えが見えるものの、ワンピースだと寸胴に見えてしまう上に、どこからがウエストでどこからが脚なのか……なんて彼に思われてしまうかも!?
リスキー3:ウエストの位置が低いワンピース
デザイン性の高いワンピースの中には、ウエストの位置をあえて下げているアイテムもありますよね。
しかし、ウエストの位置が低くなっているデザインは、その位置に腰があるように感じられ、短足に見えてしまうデメリットが……。
村島「ウエストの位置が低いデザインの洋服は、スタイルが悪く見えるだけでなく身長も低く見えがちです。
デートというよりも、カジュアルな女子会とか、ちょっとした外出とかゆるい気分の日に適しているのでは」と、同氏は指摘します。
デザインではなく、ワンピースの上からベルトをする際にも位置が下がりすぎると同様のリスクがあります。美脚に見せたい日には、ウエスト位置を下げすぎるのは危険すぎますね。
脚が長く見えるコーデは!?
せっかくデートなら、脚長効果を狙えるアイテムのパワーを借りたいですよね。
そこで、同氏にスーッとした美脚に見せるためのコーデ術をうかがいました。
(1)高め位置の切り替えワンピースは鉄板
視覚効果で脚長に見せるためには、洋服の切り替え位置は重要だそう。
村島「コクーンワンピなど、ぽってりしたシルエットより、胸のすぐ下で切り替えられているデザインのほうが、脚が長く見える上に痩せ見え効果も狙えます」
(2)単色コーデはなるべく避ける
「白に白を合わせる、同色セットアップなどの単色コーデは、ボディのメリハリが消えてしまい脚長に見えにくいデメリットがあります。
トップスとボトムスは色でメリハリをつけたほうが、“どこからが足”なのか明確になり、脚長に見えますよ」
どうしても着用したい場合には、胸の下やウエストの高い位置に大きなポイントを置いたトップスがベスト。トップスの丈を短めにするだけでも、視覚効果でウエスト位置が上がり脚長に見せるメリットがありそうです。
美脚に見えないどころか、実際よりも短足に見えちゃうなんて、悲劇のデートですよね。
短足に見えるアイテムは女子会用にして、デートには美脚効果の高いコーデを意識してモテを狙っていきましょう!
【取材協力】
※ 村島かおり・・・元アパレル販売員。駅ビルや百貨店での販売経験を経て、現在は自身でWebショップを運営。1児の母。