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あぁ…ダメなのに!身体が激しく欲してしまう「別れのエッチ」2つ
蓮華巳美M.Renge
1:すれ違いからの愛情確認
「彼氏とのすれ違いが多くなって、ケンカも絶えなくなってしまった時に、つらかったけどお互いに別れを決意したことがあります」(27歳/銀行)
――好きなのに別れるのはつらいですね……。
「あの時はお互いに素直になれなくて、気持ちをうまく伝えることもできなかったんです。だから“もう私たち終わりにした方がいいかもね”って言って。
でもお互いの家に荷物があって、合鍵も返さなくちゃいけなかったので、別れを決めてから1週間後くらいかな、彼の家へ行きました」
――複雑な気持ちだけど、ドキドキしませんでしたか?
「そうなんですよ。実は別れたのでもうすっきりしてたはずなのに、なぜか会う前からドキドキしちゃって……。
彼の家についたら、彼の匂いがして。彼と過ごした時間の記憶が蘇って悲しくなっちゃいました」
そしたら彼の方から……
「悲しいって知られたら、負けのような気がしたので、何事もなかったかのように普通に荷物だけとって帰ろうとしたんです。そうしたら急に彼に、“なんでお前はこんな時も強気なんだよ……”って腕を引かれて、強く抱きしめられて」
――きゃー! 心臓爆発しそう!
「あの時は心臓が止まるかと思いました……。そのままキスされて、気づけばいつの間にか裸で抱き合ってて。
でもあの時のエッチは、初めてお互いの心が通い合ったような気分でした。結局そのまま彼の家で一晩中エッチしたんですけど、お互いにいなくてはいけない存在だと気付いたし、あの日以来言いたいことは素直に言えるようになりました」
2:重たい彼女から「欲しい女」に激変!?
「私、彼氏に“重いんだよね……”って言われて、一度振られたことありますよ」(26歳/事務職)
――そんなこと言われたらショックすぎる……。そんなに重かったんですか?
「重かったですねぇ。とにかく彼の自由を奪っていた気がします。好きすぎて彼がどこかへ行ってしまうことへの不安がずっとあって、いつも束縛していて。結局愛想をつかされてしまいました。
でも、振られたときは、あまりの事にショックすぎてつい“わかった。今までありがとう”って言っちゃったんです」
――なんなんですか、その変わりぶりは!(笑)
「違うんですよ。悲しすぎてどういう反応していいかわからなかったんです。
つらすぎて悲しすぎてずっと眠れなくて、でもなぜか知らないけど、それを彼に知られてはいけないという気持ちが働いたんです。
だから無理やりSNSに、他に男性がいるかのような、意味深な投稿を載せてました。“今日もたくさん幸せ”とか、そういうの(笑)」
嫉妬心を刺激したら……
――効き目はあったんでしょうか?
「大ありでしたよ(笑)。男性って嫉妬心が激しいんですね……。ある日、仕事帰りに待ち伏せされていて、“なんだよ、お前そのまま終わらせるつもりだったのか?”って」
――自ら振ったくせに……。
「でしょ!?(笑)正直びっくりしちゃいましたが、彼の“忘れられない”っていう一言で、エッチしちゃって。まぁ、どうせ最後の一発だろうし、ここは賭けに出てみようかなぁと思ったんです」
――賭けとは?
「今までにないくらいエロい女を演出! 超感じまくって、積極的に喜ぶようなことしてあげたら、今まで見た事ないくらい求めてくれてた彼がいて。
自分の彼女だった女が誰かのものになるのが嫌なのと、しかもそれが実はエロかった彼女ってなると余計に嫌なんでしょうか。
結局そのままよりを戻して、今は彼が束縛してくるくらいですよ」
もうエッチできないんだ……と思うと、無性に欲しくってしまうのが人間の本能。
そこでもう一度激しく愛し合う事によって、お互いの大切さに気づいたり、以前よりもっと好きになったり。
それにしても、ケンカ後のエッチもいいですが、別れのエッチもなんだかドキドキして、ちょっと憧れてしまいますね。
もちろん、本当に別れてしまったら残念ですが……!