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体の心配もあるのにぃ!彼が「ブラック企業を辞めない」本当の理由

並木まき

並木まきM.Namiki

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1:4人に1人以上がブラック企業に……

まず、実際に“ブラック企業”だと思う会社で勤めている人って、どのくらいいるのでしょうか?

同調査では、「勤務先はブラック企業だと思う」と言う人が26.5%で、およそ4人に1人以上という割合に。

さらに、ブラック企業だと思う会社での自己評価に対しては、「適正に評価されていないと思う」という人が39%に達していました。

適正な評価がないと感じるなら、「早く転職すればイイのに!」と思う女子もいますよね?

では、辞められない理由はどこにあるのでしょうか。

 

2:辞められない理由は……お金!?

「勤務先はブラック企業だと思う」という人で「今後も勤め続けたい」という人の年収を調べてみると、「500~800万円以上」が61.1%で最多、次いで「800万円以上」が48.5%と続きます。

2016年の平均年収が442万円(DODA調べ)なので、平均よりも稼ぐ人ほど、「ブラック企業だと思うけど、辞めたくない」と感じている傾向が浮き彫りとなっています。

「環境はキツイけど、カネがいいから……」と思いつつ、ムリをして働いている男子もいそうですよね。

 

3:ブラック企業を辞める彼に聞くべきこと3つ

ところで、もしもそんな彼が「転職したいなー」と言い出しても、無条件に喜んではなりません。

『Menjoy!』の過去記事「もう破局…!“転職したい”と言い出した彼に絶対聞くべきこと3つ」では、そんな彼に絶対に聞くべきことをお伝えしています。

(1)“逃げの転職”じゃないかどうか

ブラック企業からは、まさに「逃げたい」という思いで転職を考える男子もいるはず。

しかし、“逃げ”の他にも理由が定まっていなければ、転職先でもまた逃げる癖がつきかねないため、もう少し深い理由まで探るのが吉。

(2)次の仕事は決まっているのか

「とりあえずブラック企業を辞めよう」と、仕事を辞めることばかりにフォーカスして、次の会社が決まっていないタイミングでの辞職は危険。

同過去記事では、“無職期間”があると、採用側からの印象も悪くなる上に貯金を切り崩して生きていかなければいけないので貧乏になるリスクを示唆しています。

(3)転職後の収入は?

ブラック企業とはいえ、大事な収入源。転職後にどのくらい収入が変わるのかは、一度冷静に分析する必要があります。

転職したはいいものの「前のほうが給料は抜群に良かった」なんてことになれば、転職先でのモチベーションダウンにも繋がります。

いかがですか?

彼の会社がブラック企業だと、彼女としては心配しちゃいますよね。転職を促しつつ、実際に転職することになったら聞くべきことをしっかり聞いてフォローしてあげましょう。

 

 

【参考】

平均年収ランキング2016(平均年収/生涯賃金) – DODA(デューダ)

第4回「仕事・会社に対する満足度」調査 – リスクモンスター