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不倫にワンナイト…上京娘たちが経験した「オトナの恋愛」2つ

桃倉もも

桃倉ももM.Momokura

1:初めてのワンナイト

上京してすぐに経験したA子のお話。A子は上京後、街でサロモをしているというイケメンにナンパされる。田舎では見たことのないイケメン。

彼に言われるままLINEを交換。交換して数日するといきなりホームパーティーのお誘いが。場所は六本木の有名な高層マンション。田舎では経験できないこのお誘いにA子はすぐに乗ってしまった。

高層マンションの一室に集められた男女数名。男子はどうやら知り合いらしい。A子は友達を誘っておとずれた。友達以外はみんなはじめまして。

初めての場所、初めての人たちの間でアガりにアガってしまったA子は、酒の力を借りる。ほどよく酔っぱらうと、男性たちにうまく乗せられ、また酒を。持ってこられるだけの酒を飲んだ。

気づけばA子は知らない部屋にひとり。さっきとマンションは同じらしいが部屋が違う。そう、A子はパーティーにいたひとりにお持ち帰りされたのだ。

はじめましての相手と無理矢理に…

もう終電はない。窓からは大きな東京タワーが見える。A子は思った、「もう逃げられない」と。

その日は逃げることはできずほぼ無理矢理やられたそうだ。セックス経験がまだ少ない当時のA子にとって、はじめましての相手とのセックスはかなり苦痛だったそう。

この日からまた何度もイケメンに誘われるも断っていたA子。しかし何か月か経ったころ、女友達にホームパーティーに付いて来てもらいたいと誘われる。仕方なく誘いに乗ったA子。

当日、マンションは違うもののメンバーはA子が初めて参加したパーティーと同じメンツ。A子は当時の記憶を思い出す。もちろんA子を持ち帰った彼もそこにいた。

タワマンのホームパーティーに近づくな

A子は気づいた。彼らはイケメンを雇い、私のような素人娘を集めパーティーと称して酒を飲ませて毎晩のように女の子を持ち帰っているのだと。

今の私だったら“そうは”ならなかったでしょうが、何も知らない上京して間もない女の子だったら当時の自分と同じように流されてしまうと思います。

同じような嫌な思いはしてほしくないのでこれを読んだのであれば、絶対にタワマンで開催されるこの手のホームパーティーには参加しないでください。「参加してもいいけれど警戒するように」とA子は語ってくれました。 

2:優しい既婚者との不倫

上京後、まもなくB子が経験した話。B子は東京でバイトを始める。一人暮らしのB子、実家ではできないようなバイトに憧れガールズバーでバイトをすることに。

そこへ何度もB子を指名で訪れる、ある既婚者の男性にB子は心を惹かれていった。

信じられる相手は彼だけに

既婚者の彼はとても優しかった。いつしかプライベートのことまでB子は彼に相談するようになった。夜仕事をしているために、昼間はあまり大学に行けなくなり大学には友達がいない状態に。

B子が本気で信じれる相手というのが、いつしか彼だけになった。そして彼と付き合うようになって、B子はお店をやめる。

お店をやめるとますますB子には彼しかいなくなった。彼は優しく話を聞いてくれる。今まで出会った誰よりも優しかった。しかし、彼には妻子がいる。

あまりにも彼はB子に優しいのでB子は少し勘違いしていた。もしかしたら、妻や子供より、彼は一番私が好きなんじゃないかって。

優しいのは妻子という余裕があるから

B子の誕生日、もちろん今夜は大好きな彼と過ごす予定。彼との待ち合わせ場所についたB子。携帯を見ると彼からのLINEが。

「ごめん! 妻が急にインフルで倒れて子供の面倒を見なくならなくちゃいけなくなった! ほんとにごめん!」

その時、目が覚めたと同時に目から涙が落ちるB子であった。

彼は私のことが好きなのは確か。でも一番ではない。一番はやっぱり自分の家族。

彼があれだけ私に優しかったのは妻子という帰る場所があるから。余裕があるからこそ、悩みを他人事のように聞けるし、ワガママも聞いてくれる。

優しいからって絶対に既婚者にはハマってはだめ。既婚者のひとと付き合ったとしても、それは不倫であって“自分の彼氏”だと勘違いしてはいけない。そうB子は語ってくれました。 

どうでしたか? これがオトナの恋愛か、上京するといろんな出会いや誘いがくると思います。独り寂しく、優しい誰かに依存しがちになったりもします。

辛い思いをするのは結局は自分ですから、危ないところへはなるべくいかない、好きになってはいけない人にはハマってはいけないなど。当然のことですが心得ておくようにしてください。