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お別れだね…カップルの同棲崩壊を招いた「小さな亀裂」3つ
大山奏K.Ohyama
1:たまには一人になりたい
「私のところは、同棲できたからと有頂天になってしまって、お互いずっと一緒に居過ぎたのがいけなかったですね。
同棲のための部屋を借りるときでも、“お互いの個室は持たなくていいよね”って話になって、2DKの部屋に決めたんです。
それまではお互いに一人暮らしだったから、それで十分な広さな気がしてたんですけど、一人になれる場所がないのが二人ともストレスになっちゃって。
そこからケンカが始まって、結局破局しました」(Aさん/25歳・女性)
同棲の間取りには気をつけて
同棲は家デートとは違います。その延長だと考えると、多少部屋が狭くてもいいと思えるかもしれませんが、それでは普段の生活では自分のパーソナルスペースが確保できなくなります。
特に男性は“一人の時間がないとイヤだ”という人も多いですから、お互いに一人の時間や場所を持てるように考えながら、お部屋選びも慎重にしたほうがよさそうですね。
2:私ばっかり我慢してる
「なんか、同棲してみたら私ばっかり我慢してるなって気がしてきたんですよね。
それまでは家事とかも手伝ってくれてたから、このまま同棲しても結婚しても大丈夫だろうと思ってたんですけど、いざ同棲をしてみたら、休日に彼はお昼まで寝てて掃除とか洗濯とか私ばっかりしてて……。
もちろん彼にも言ったんですけど、一度不公平感を感じちゃうとダメですね。ちょっと彼が自分の分担をサボったりするとすぐ“イラッ”ってするようになっちゃって。もうダメだなって感じて別れました」(Yさん/28歳・女性)
家事分担は同棲前に決めよう
お互いに一人暮らしからの同棲だと、二人とも家事をするものだと勝手に思ってしまいますよね。ですが、きちんと家事の分担を決めておかないと、男性はあなたに甘えて家事をサボり始めるかもしれません。
二人ともが働いているのなら、お互いの負担を考えつつ、納得がいくように同棲前に約束をしておいたほうがいいでしょう。でないと、どちらかが「私(オレ)ばっかり……」と不満を感じてしまいます。
3:見たくない姿を見てしまった
「やっぱりデートと同棲って全然違うよね。同棲しはじめると、どんどん彼女の見たくない部分が見えちゃって、“うわっ、こんな側面があったんだ”って。
たとえば、ムダ毛の処理してるのはわかってたけど、目の前でされるとやっぱりショックっていうか……。同棲しながらでも、見えないところでして欲しかったなって。
もちろん、そういうのも全部許せる状態じゃないと、結婚してずっと一緒に暮らすとか無理だろうから、同棲を先にしてみてよかったとは思う」(Iさん/29歳・男性)
同棲しても隠すことは隠そう
同棲すると、すべてが許されたような気分になってしまうかもしれません。お互いに一緒に暮らすわけですから、どんな姿も見られて当たり前になってきますよね。
ですが、そんな些細なことを許せないという男の人もいるようです。最初から見せるとショックが大きいかもしれないので、少しずつ彼にわかってもらえるように話しながら、お互いの恥ずかしい部分も伝え合えると、その先が見えてきそうです。
同棲が破綻するキッカケって、思ったよりも些細なことじゃないですか? 「同棲までいけば、もう結婚もほぼ間違いなし」なんて思っていると、痛い目をみるかもしれません。決して気を抜かないでくださいね!