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「やめろよ!」彼激怒…社内恋愛で絶対にしてはいけない3つの掟とは
文平サチオS.Fumihira
掟1:一緒に退社はダメ
「いくら同じ職場だからといって、一緒に帰るのは嫌ですよ。恥ずかしいですし、上司に見られたら評価が下がりそうですもん」(Aくん、27歳/会社員)
公私混同していると思われる
社内恋愛だと、多くの場合は働いている場所が同じわけですから、退社後に一緒に食事に出かけることも容易です。しかし、だからといって社内で彼の仕事が終わるのを待ち、一緒に退社する……なんて行動はNGですよ。
“彼氏を待つ”という行為は、仕事ではありません。自分の仕事が終わったのに、会社の中で彼を待っているとなれば、周囲の人から公私混同だと思われる危険性があります。
彼の退社を待つのなら、会社から離れたところにしましょう。一緒に歩いている姿を上司や同僚に見られると恥ずかしいという人もいますから、気になるようであればデート自体も会社から離れたところで楽しんでくださいね。
掟2:タメ口はダメ
「年下の彼女が、社内でタメ口とか“甘い言葉”を使ってきたら怒りますね。社内では、カップルじゃなくて先輩社員と後輩なんですから。敬語で話してくれないと、周りに示しがつきません」(Bくん、28歳/会社員)
社内では敬語で通してほしい
絶賛“社内恋愛中”のBくん、彼女とはいつもタメ口で話しているけれども、社内では絶対にそれを許さないのだとか。
プライベートでは対等な関係であっても、社内では上下関係があります。二人が恋人同士だからといって、社内でその境目を曖昧にしてしまうと、チーム全体の統率が乱れてしまいます。
そんなことでは二人の評価が下がってしまいますし、彼も「常識のない奴だ」と見なされ、出世の道が閉ざされてしまうかもしれません。
彼に対して、“甘い言葉”を囁くのは、家に帰ってからにしましょうね。
掟3:社内で彼のことを喋っちゃダメ
「会社の人には、プライベートのことを話さないでほしいですね。上司たちが皆、自分がいつどこでデートしたかを知っているなんて想像したくもありません。社内恋愛ってすぐに話が広まるんですよ」(Cくん、27歳/会社員)
噂はすぐに広まり、彼の耳へ
共通の話題が多いことがメリットである社内恋愛ですが、共通の“知人”も多いですから、あなたが社内で喋ったことは、回り回って全て彼の耳に届くと考えたほうがいいでしょう。
先週末のデートの話やのろけ話、そんなプライベートな話を周りの人たちが皆知っている状態で、仕事に集中するのは至難の業です。彼は「オレ、どう思われてるんだろう……」と、周囲の社員たちから自分への視線が気になってしまい、仕事の効率が落ちてしまう可能性だってあります。
あなたが同僚に喋った彼の愚痴が、彼に伝わってケンカになることだって十分あり得ますし、社内で変な噂が広まれば、上司から「公私混同だ」と注意されることもあるでしょう。
“人の口には戸が立てられない”と心得て、彼とのお付き合いの話は、なるべく社内では出さないようにしてくださいね。
いかがでしたか?
この3つの掟を破ると、その後には悲しい“破局”が待ち構えているかもしれません。社内恋愛は破局に至ると、周囲からの視線が痛~くなります。そんな目に遭わないためにも、これらの掟はしっかりと心得ておきましょう!