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雑魚モテばかりもうイヤっ!「本命コミュ障」を克服する方法3つ

中田綾美

中田綾美A.Nakata

目次

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1:あえて失敗を口に出す

カレとの初デート! “気が利く”アピールのつもりで、サラダや料理のとりわけを試みるも、盛り付けがぐちゃぐちゃだったり、うっかりこぼしてしまったり……。

さて、こんなときあなたはどうする!?

頭がパニクるやら恥ずかしいやらで、だんまりを決め込んでしまうとすれば、あなたは“本命コミュ障”。

ここはあえて「私、料理のとりわけ下手だよね」と失敗を口に出すべし。深刻にならず、“てへぺろ”って感じでいきましょう。

<「失敗してしまったしどうしよう」といくら考えたところで、相手が自分を受け入れてくれるかはわかりません。

失敗を口に出すことで、相手は意外と広い心で受けとめてくれると実感できれば、そこから素を出しやすくもなるでしょう。>

同様に、好きな人を目の前にして緊張しているときも、「なんか緊張しちゃって」とカミングアウトするほうがいいとのこと。

「やばい、どうしよう」と沈黙したままでは、相手も困ってしまいますよね。

むしろ、失敗や緊張をあえて口に出すほうが、相手に「素直でかわいいな」と思ってもらえるかもしれませんよ! 

2:あえて図々しくいく

お店でシェアする料理が出てきたら、あえて何もせず、カレにとりわけてもらうのもアリです。

「えーっ、そんなことしたら気が利かない女だと思われちゃう……」と案ずるなかれ。むしろ、「ありがとー! トマト多めに入れて」などさらにリクエストしちゃいましょう。

<男性は頼られたり甘えられたりするのが性質的に好きなので、なんの地雷も踏んでいないです。

心配なら、図々しい発言をしたあと、こう付け足しましょう。

「ありがとー! 気が利かない女だなって思ったでしょ(笑)。本当はもっとできる子なんだよ!」>

あなたが料理のとりわけをしないだけで、「こいつはナシだな」と判断してしまうような器の小さい男なのでしょうか?

ああしなきゃ、こうしなきゃ……というルールにしばられてぎこちない態度になるくらいなら、思いきって図々しくカレに甘えてみましょう。

 

3:あえてディスる

カレにどう思われるのかが気になって、さしさわりのない発言ばかりしていませんか?

でも、そんな上っ面の会話ばかりでは、2人の関係の進展など望むべくもありません。

<心を開いてくれない相手に、こちらも心を開くかという話です。だから、自然体でいることは大切なんですよ。

多少失礼な発言をする、いわゆる「ディスる」ことも、私は心を開いて本心から話していますよ、と相手に伝える方法の1つなんです。>

“ディスる”といっても、何も相手の欠点をあげつらうことではありませんよ。

たとえば、カレがものすご~く寒いギャグを言ったとします。それに対し、ただ愛想笑いを浮かべてごまかすのは本命コミュ障。「つまんない!」とぶっちゃけてもいいんです。

「あなたの面白さって、その程度じゃないでしょ? 今のは本気じゃないはず!」とか「寒すぎ~。でも逆にウケるかも」など、こんな感じの言い方なら、カレだって悪い気はしないはず。

「カレに嫌われたらどうしよう」といちいち発言にブレーキをかけるのではなく、多少は「失礼かも」という発言でも思いきってぶつけてみましょう!

 

もちろん、いきなり全てを実行するのは難しいかもしれませんが、このまま“いい女”の鎧をつけたままでは、本命カレとは平行線をたどるだけ……。「次、カレと会ったときはこんなことを言ってみよう」と小さな目標を立てて、少しずつでも素のあなたの魅力をさらけ出していきましょう。

  

【参考】

藤本シゲユキ(2017)『本命になる技術』(WAVE出版)