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「これぞ運命じゃね?」恋愛の神様が私に降り立ったエピソード2つ

桃倉もも

桃倉ももM.Momokura

1:アプリでの出会い

軽く始めたすれ違い系のマッチングアプリがきっかけで出会った2人。本当に気軽に初めてすぐに出会った彼とは思わぬ共通点がたくさんあったのだった。

地元が同じ、けれど出会いは東京の2人

A子はとあるカフェで暇すぎてたまたま携帯を見ていたら出ててきたすれ違い系のマッチングアプリをインストール。

普段マッチング系アプリなど登録しないA子。しかしその日はそうとう暇だったのかメッセージのやりとりだけでもしたかったのだそう。

アプリを起動してすぐに同じアプリを入れているひととすれ違う。

すぐに何人かとすれ違いマッチングするも男性側が課金していないためにメッセージが交換できない。

「暇崩しにもなんね~」と思った瞬間、「こんにちわ」とのメッセージが。

相手はA子と同じ学生らしい。アプリを入れて初めてのやりとり。

「今、近くのスタバにいるんですが」と彼からのメッセージが。なんと同じカフェに彼はいたのだ。

辺りを見渡してアプリの写真と似たような人を探すA子。すると似たようなひとがA子の目の前に。

「もしかして……」と勇気を出して話かけるA子。やはり先ほどマッチングした彼だった。

少し話をするとびっくりしたことに出身県が同じ、それだけではなく地元も一緒。なんと実家からの最寄り駅も同じ。そう、彼とA子は小学校、中学(A子は私立)は違うものの実家が近所であった。

実家が近所であるのに地元では出会わずに、東京で出会うというなんとも運命的な出会い。

A子は彼と東京ではもちろん、地元には一緒に帰省したりとかなり関係が深まってるという。 

2:4年越しの出会い

2つめのエピソードは4年前に一度だけ出会ったことのある2人の話。年齢も職種も違うこの2人はもう二度と出会うはずなんてなかったはずなのだ。

再会するはずの日に出会えなかった2人

B子は22歳、彼との再会はある日やってきた。

とあるサービスを取材し、記事化する仕事がB子に回ってきた。そのサービスについての詳しい情報を求めるべくサイトを開いたB子。

するとサイト内の写真に一人見慣れた顔が。似たような顔など何人もいるこの世の中。特にその時は何も気にしなかったそう。

そして取材当日。B子は突然体調を崩してしまいその取材には立ち会えなくなってしまった。

後日、取材に立ち会えなかったB子の変わりに当日立ち会った人が書いた記事を目にする。その写真に写る彼はやはりB子の知人にそっくり。

知人といっても4年ほど前に一度会ったことのある程度。相手は自分のことを覚えているのかもわからない。たとえ彼がその時の彼であったとしてもこんなことがあるのかという程度。

今度は数日後、B子のもとに1つのメッセージが届く。それは先日、B子が働く会社から取材を受けたという内容。まさかというより、やはり。それは先日の取材先の彼。彼はやはりB子の知人であった。

こんな偶然があるのだろうか、4年前に一度会っただけの彼。しかも何故かそんなに話していないのにお互いの連絡先を交換していたという。

懐かしさのあまりすぐに彼と出会うことになったB子。取材する予定だった日、会うはずだった2人。あの日会っていたらプライベートで会うことになんてなっていただろうか。仕事は仕事。プライベートはプライベート。

その日B子は久しぶりに楽しい一日を過ごしたのだった。

4年前に何故か連絡先を交換、B子が今の仕事についていなければこの仕事を受けることはなかった。年齢も10歳近く離れた2人。しかも取材当日、再会していたとしたらプライベートで会うことになっていただろうか。

偶然がいくつか重なって再び出会うことができたこの2人。これはきっと神が導いた出会いだと思う筆者なのだ。

 

どうでしたか? 神様と言っても、神社とか占いとか、そういう話ではないんです。しかし、事実は小説よりも漫画よりも奇なり。運命なんて信じたことなくともこの2つの話を聞くと信じざるをえなくなりますね。