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マンガのキャラと比べないでっ!「2次元オタク女子」への男子の本音

大山奏

大山奏K.Ohyama

目次

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1:付き合ったら比べられそう

「付き合ったら、漫画のキャラとかと比べられちゃいそうだよね。そんなの、絶対に勝ち目ないじゃん」(Hさん/26歳)

やはり男子にとって、女子が愛する2次元のキャラは“王子様”のような印象が強いよう。

2次元男子は現実の3次元男子のようにワガママを言わないし、ちょっとオラオラだったりツンデレだったりするところもあるけれど、いつでも「愛してるよ」と伝えてくれる、最高の王子様です。

そんなキャラクターと比べられたって勝ち目はないよ!という男子の気持ちも、わからなくはないですね。

 

2:イケメンにしか興味なさそう

「数いるキャラクターの中から、自分の好みにピッタリの相手を見つけてるってことだから、現実でも相当なイケメンでないと興味を抱いてくれそうにないですよね」(Nさん/27歳)

2次元と3次元では好みが違うという女子もいそうですが、当の3次元男子には、そのあたりのニュアンスは伝わっていないようです。

確かに、好きなタレントや俳優などに比べて、好きな2次元のキャラクターからは、その女子の理想の男性像がイメージしにくい部分はあるかもしれませんね。

自分がイケメンでないという自覚のある3次元男子にとっては、キャラクターを描いた美麗なイラストですら、拒絶のように感じるのかもしれません。

 

3:恋愛経験少なそう

「2次元の男子に向かって、“○○君がいればいいの”って言ってるのを聞いたことあるんです。それって現実には彼氏いらないってことですよね。だから、恋愛経験ゼロって人も多いんじゃないかと思ってます」(Oさん/25歳)

実際には、2次元と3次元は別物と割り切っている女子もいますが、やはり男子は皆“2次元が好き=彼氏はいらない”と思い込んでいる模様。

2次元も3次元も充実させるのは大変ですが、しっかり充実させている人が居るのも事実です。3次元もOKな女子たちは、男子にその旨をもっと伝えていかねばなりませんね。

 

4:変なところで幻滅されそう

「キャラクターって汚い面を見なくてすむけど、現実の恋愛ってそうはいかない。だからちょっとしたことで幻滅されそうで不安です」(Dさん/29歳)

確かに、2次元のキャラクターとケンカをしたりするはなさそうですよね。鼻毛が出ているとか足が臭いとか、そういう幻滅ポイントに出会うこともなかなかないでしょう。

そういう意味での“完璧”を求められてしまうのが怖いという3次元男子の気持ちは、ちょっとだけ理解できる気がしますね。

 

5:グッズでお金がなくなってそう

「僕の知ってる子は毎月のように舞台を観にいったり、グッズを大量に買ったりしていて、“よく破産しないなぁ”って思っています。ああいうグッズって買い始めるとキリがないから、貯金とかできてないんじゃないかなって」(Sさん/26歳)

これは正直その通りかもしれませんね。筆者の知人の2次元オタク女子も「トレーディングのグッズを買いすぎて破産しそう」と嘆いていたことがあります。ランダムに封入された中身のわからないグッズは、お目当てのキャラを手に入れるのが大変なんだとか。

しかしこれはただの浪費であって、買い物依存症やホストに貢いでしまう女子とさほど変わらないようにも思えます。ブランド物好きに比べたら、アニメグッズなんて可愛いものかもしれませんよ!

 

以上、今回は2次元オタク女子に対する3次元男子の赤裸々な意見を集めてみました。

彼らの言いたいこともわからなくはないですが、「もう少し温かい目で見てくれてもいいんじゃない!?」と思う部分もあるのでは。

2次元を愛する女子が、3次元男子と恋愛をしようと思うのならば、2次元と3次元をしっかりと切り分けて、3次元男子たちにもそれがわかるようにアピールしていかないとダメそうです。

しかし「相手が2次元の王子様じゃ勝ち目がない」と落ち込んでいるなんて……。「3次元男子にも意外と可愛いところがあるのね」とも思えませんか!?