白は定番だけど…本当に「夏に着るべき」色は?~心理学者・平松隆円のモテ女子講座~

大学で教鞭をとる心理学者の平松隆円が、世の中のモテと恋愛について語る本連載。今回は、夏ファッションの定番だけど“本当はこの季節に着ないほうがいい色”について語っていきます。
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いよいよ夏本番。オシャレ女子のみなさんは、やっぱり夏のファッションが気になりますよね。

雑誌では今年のトレンドカラーや、夏ファッションの定番マリンカラーなど、色々と紹介されています。

ですが……トレンドや定番と言われる色でも、実は夏という季節に着るのはあまりオススメできない色もあるんです。

 

夏は“さわやかな白”というけれど……?

昔から、「夏は白い服を着ましょう」という人は少なくありません。その理由としては「黒い服は熱を吸収して暑いから」というもの。

たしかに、それは間違いではありません。小学校の時に、虫眼鏡で太陽の光を集めたとき、白い紙では火がつかないものの、黒い髪だと火がつくという実験をしたことを覚えているでしょう。

ですが、「夏は暑いから黒い服より白い服」というのも、“暑さ”とは別に気を付けなければいけないポイントがあるのです。

 

収縮色と膨張色

夏に白を着ないほうがいい理由は、白い服は黒い服より太って見えるから。冬にはよく言われることですが、夏だって同じなんです。

これには、収縮色と膨張色という違いが関係しています。黒は収縮色で白は膨張色なんです。例を挙げて、説明しましょう。

黒と白の碁石、どっちが大きい?

収縮色とは言葉の通り、その物を小さく見せる効果がある色のこと。反対に、膨張色はその物を膨張させ大きく見せる効果があります。つまり、収縮色の服を着れば痩せて見え、膨張色の服を着れば太ってみえるということなんです。

皆さんもよくご存知の“囲碁”というゲームがあります。囲碁には黒と白の碁石を使いますが、実はこの、黒と白の碁石は、同じ大きさではないんです。

黒と白の、まったく同じ大きさの碁石を並べると、黒い碁石の方が見かけ上小さく見えてしまうのです。そこで、見かけ上の大きさが同じになるように、黒い碁石のほうが、白い碁石よりも少し大きく作られているんです。

また、街で見かけるタクシー。ハイヤーのような高級タクシーは黒の方が多いのですが、一般的なタクシーでは白いタクシーも多く見られます。これも、狭い路地などで対向車と遭遇した場合、黒だと小さく見えてしまい、対向車が無理にやってくるというケースがあるからなんだとか。

白いタクシーだと大きく見えて、対向が無理だと感じて道を譲ってくれる場合があるというんです。

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白と黒以外の収縮色と膨張色

ちなみに、収縮色には、黒をはじめとする濃い色や暗い色、そして寒色系といわれる青、緑、紫などがあります。

反対に、膨張色にはパステルカラーのような薄くて明るい色、そして暖色系といわれる赤、オレンジ、ピンク、黄色などがあります。

つまり、夏にオススメされることの多い白や明るい色も実は、体型を気にする人にはオススメできない色なのです。

もちろん、素材や色の面積、合わせる色などによっても変わりますが、もともと肌の色が白い人が白いTシャツを着ると太って見えてしまうのは事実。

そう考えると、“夏に着るべき色”は、暑いから避けるべきとされていた黒や、定番の青をはじめとするマリンカラーということになるのです。

 

いかがですか?

もちろん、太って見えるかどうかだけが色を選ぶポイントではありませんが、自分がどう見られたいかで色選びをすることは重要になってきます。

しかし、「夏だから白!」という安易なチョイスは、避けたほうがいいかもしれませんね。