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「一口食べる?あ~ん…」彼女と食事中に元カレの影を感じた瞬間

大山奏

大山奏K.Ohyama

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1:「一口食べる?」「うん、あ~ん」

「食事してるときに彼女が“それ、美味しい?”って聞いてきたので、“うん、美味しいよ。一口食べる?”って聞いたら“うん”って喜んだあとに“あ~ん”って口を開けてきて」(Fさん/27歳)

――それが元カレの影響ですか?

「絶対そうでしょ。だって俺はあ~んとかやるタイプじゃないし、今まで誰にもやったことないし。でも彼女は当たり前みたいに口開けて待ってたから、いつもやってもらってたんだぁって。ちょっと腹が立ったので、“自分で食べろよ!”って言ったら悲しそうな顔になってましたけど」

元カレにはいつも「あ~ん」で食べさせてもらっていたのでしょうか? 彼がちょっと拗ねている姿も可愛い気がしますね。

 

2:ドリンクバーでメロンソーダをチョイス

「彼女とファミレスに行ったんです。食事とドリンクバーを頼み終わって、“彼女が飲み物取ってくるね”って言うから“じゃあ、待ってる”って待ってたら、彼女が僕の前にメロンソーダを……」(Sさん/25歳)

――メロンソーダ嫌いですか?

「いや、嫌いじゃないですけど、勝手に確定してるから、“あぁ、これは元カレにいつも頼まれてたやつだー”って思いましたね。

メロンソーダを前に“?”って顔してたら、彼女もあからさまに焦りだして“あ、私がメロンソーダ好きだから取って来ちゃった。ごめん、変えてくる?”って。その姿が可愛かったので許しました(笑)」

元カレを感じたとはいえ、彼女の可愛さに完敗してしまったようです。

 

3:「余ったら食べてくれるよね?」

「彼女とハンバーグを食べに行ったとき、“何グラムにしようかなぁ。余ったら食べてくれるよね?”ってサラッと言われて。俺、そんなに食べるほうじゃないから“え? 食べきれるのにしなよ”って言ったんです」(Kさん/30歳)

――彼女は結局何グラムを?

「150gだったかな。いちばん小さいやつにしてました。でもいつもはもっと大きなのを頼んで残したら彼に食べてもらってたらしいです。後日聞いたんですけど」

――聞いちゃったんですね。

「話の流れでなんとなく。まぁ元カレなのでそのうち忘れるでしょ」

こんな風に嫉妬しないでいてくれる男性ならいいですが、中には元カレの影が見えた瞬間に激怒する人もいるので怖いですよね。

 

4:「何でおんなじモノ頼むの!?」

「2人でランチに行ったときに、お腹空き過ぎてて選ぶの面倒だったから彼女が“日替わり定食で”って注文したのを聞いて、“じゃあ、それもう一つ”って注文したら、店員さんが去ってから“なんで同じモノ頼むの!?”って信じられなさそうに言ってきて、こっちの方が何を慌ててるのかと……」(Hさん/29歳)

――元カレの影響だったと?

「彼女は実家の家族の話として話してましたけどね。たぶん元カレだと思ってます。なんか絶対に同じモノは頼まずに来たらお互いに分け合って食べるのが普通だって言い張ってて。別に分けるのはいいんですけど、強制的じゃなくても、ねぇ」

実は筆者の実家でもこういう習慣があるので、彼女さんはもしかしたら本当のことを話しているのかもしれません。ですが一度彼に疑われてしまったのなら、わざわざ訂正する方が怪しまれてしまいそうです。

 

今回話を聞いた男性たちは、このくらいの影で彼女を嫌いになるほど器は小さくなかったようです。ですが中には元カレの影を絶対に許さないというタイプもいるので、慎重に行動するに越したことはありません。

食事デート以外でも元カレを感じさせてしまうことはよくあるので、『Menjoy!』でしっかり予習して、変な疑いをかけられないようにしてくださいね!