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セコっ!同棲彼女の「やりすぎ節約」への困惑エピソード3つ

大山奏

大山奏K.Ohyama

目次

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1:水出し麦茶を何度も出そうとする

「お茶とかってペットボトルで毎回買うと結構高いから、水出しの麦茶を買って家で作ろう。それはもちろん良いんですけど、ある日冷蔵庫を開けたら、薄~い色しかついてない容器が入ってて」(Kさん/34歳)

――それって、麦茶の袋を入れたばかりでまだ麦茶が出てない状態だったのでは?

「俺もそう思ったんですよ。でも2時間後に開けてみても同じ色で、おかしいなぁって思ったから彼女に聞いたんです。そしたら“あぁ、もったいないから2回目に挑戦してるの。どうかな? 飲めそう?”って」

――ちょっと無理がありますね(笑)。

「無理ですよね(笑)。だって普通でも1パックで1リットルなのを1.5リットルの容器に出してて、その後もう一回1.5リットルですからね。彼女も5時間後に諦めて捨ててました」

確かに、子どもの頃、麦茶に水を注ぎ足し注ぎ足しで作っているお母さんもいましたが……。夏場は飲み物にかかるお金って馬鹿にならないですけど、麦茶の二度出しはさすがに無理があったかもしれませんね。

2:スーパーを3店まわる

「テレビとかで、ドケチ主婦が食費を削るためにスーパーのチラシをすごいチェックしてる姿を見たことありましたけど。まさか彼女が同じようなことをするとは……」(Iさん/31歳)

――え? スーパーのチラシをチェック、ダメですか?

「いや、チラシをチェックするだけなら良いんですけどね。その後チラシを見ながら家の近くのスーパー3つをはしごするのにつき合わされたんですよ」

――スーパーのはしごの方が問題だったと

「そうです。一人で勝手にやるならまだいいけど、人を付き合わせて2時間とか勘弁してくれって。たった150円浮かせるために、30分で終わる買い物に2時間かけるなんて、明らかに非効率でしょう!」

う~ん。スーパーのチラシチェックやタイムセールは主婦の知恵。逃したくない気持ちは筆者にもわかります。

しかし男性は効率重視のところがありますからね。1,000円、2,000円違うなら彼もやる甲斐があると思うかもしれませんが、「時は金なり」という意識のほうが先に立つのかもしれませんね。

3:デートの日におにぎりを作る

「付き合って3年目で結婚を考えて同棲し始めたんですけど、それまでは全然見えなかったドケチな部分が見えて結構ガッカリしてます」(Fさん/29歳)

――どんな行動ですか?

「同棲してると、改めて外にデートに行く機会とかって減るんですよね。でもたまにはデート行きたいので外に誘うんですけど、その時に彼女が毎回おにぎりを作って持っていこうとするんです」

――外食費を浮かせようと?

「そうです。確かに、お米は彼女の実家から送られてくるからタダなんですよ。で、2人で外食をするとやっぱり2,000円くらいかかっちゃうじゃないですか? それが嫌みたいで。でもたまには外で美味しいランチとか食べたいですよ」

食費は、生活費の中でも、頑張れば一番節約できる部分でもあります。お金のない学生同士というわけでもないのなら、ときには美味しいものを食べる楽しみがあってもいいですよね。ストレス発散にも必要なことでしょう。

デートが毎回、“公園でおにぎり”では、彼もちょっと寂しい気持ちになってしまいそうですね。

いかがでしょうか?

節約をするのはいいことですが、何事にもメリハリが重要。普段は節約していても、たまにはちょっと豪華な食事をしたり、欲しいものを買ったり。そういう楽しみは欲しいですよね。

あまりにも張り切ってしまうと、あとでストレスが爆発して、無駄な衝動買いの原因にもなります。どうぞ節約はほどほどに……。