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服の色で目立ち方が全然違う!「汗ジミ対策」意外と知らない対策3つ
並木まきM.Namiki
1:服の色によって目立つor目立たないに差が!?
ワキ汗を目立たなくするために、トップスのカラー選びは重要です。意外と知らない人も多いので、汗ジミが目立つ色・目立たたない色をまとめてみました。
(1)汗ジミが目立つ色
赤、青、黄などの原色はもちろん、緑、黄緑、水色、紫などカラフルな色も、着ると「汗ジミが気になった……」という経験のある人は多いのではないでしょうか? これらの色は、やはり目立ちやすいですね。
そこで「これなら目立たないだろう」とベージュ、グレー、カーキ、ネイビーなどを選択する人が多いのですが、これらの色は非常に汗ジミが目立つ色なので要注意!
とくに、グレーはちょっとの汗でも“大量発汗!”なイメージになるくらい、悪目立ちしてしまう色です。
(2)汗ジミが目立ちにくい色
一方、汗をかいても意外と目立たないのは白と黒。他のカラーほど“THE・ワキ汗”な印象にはなりにくいのです。
また、柄物も「デザインなのか?」と錯覚して、目立ちにくいとも言えますね(笑)。
2:ワキ汗を彼に見られないための対策3つ
とはいえ、「夏だし、白か黒のモノトーンばかりじゃ嫌ッ!」「いろいろな色のトップスでオシャレしたいッ!」と思う人も多いでしょう。それに、いくら“目立たない”とはいえ、限度がありますよね。
ということで、ぜひ覚えておいてほしい『ワキ汗』対策をご紹介します。
(1)ワキ汗パッドを使う
パッドをつけておけば、汗がベットリ……という事態は防げます。
ただし、彼といい雰囲気になったときにはパットが見えてしまうと、ややおばさん臭さを醸し出すデメリットも。
絶対に見られない自信がある日でないと、なかなか手を出しにくいのも乙女ゴコロではないでしょうか。
(2)ノースリーブなら安心と思わない
ワキがないノースリーブタイプのトップスなら、汗ジミがつくはずない……そう思い込んでいるなら危険かも。汗の量が多くなると、ワキ部分に布地がなくとも、その周囲にもべっちょりと広がっていきますから。
そこまで汗が出てしまうと、ノースリでは常に汗ジミ状態になりやすいというデメリットも。印象的にも、「うわぁ……ここまで汗が!」と見えてしまいますよね。
というわけで、暑くても、体勢によっては袖ありのほうが、まだ汗ジミを隠せるというわけです。腕を上げなければ、そうそう見えない場所ですから。
とはいえ、ずっと腕を下げているわけにもいけませんし、やはり前述のように色や量によっては、腕を下げていてもわかるくらいに目立ちますから、もう少し抜本的な対策が必要でしょう。
(3)汗を蒸発させるデオドラント剤を使用
困ったことがあれば、それを解決する道具が発明されるのが人間の叡智。人類って素晴らしいですよね! (1)の汗パッドもそうですが、やはりここは道具に頼るのが、“時短”という意味でも一番の解決策となります。最新のデオドラント剤に頼りましょう。
デオドラント剤は数多くあるのですが、筆者がおすすめなのは、汗をとめるタイプではなく、蒸発させるタイプのもの。
汗をとめるタイプだと、どうしても限界があり、夏場はとくに、塗り直し程度では抑えきれない量の汗をかいてしまうことも多いでしょう。
蒸発させるタイプのデオドラント剤の場合、健康的に汗をかきながら、洋服に吸収させる前に汗を解消していくので、汗ジミ対策としても非常に効率的なのです。洋服の色に悩む必要がなくなる、という意味でも“時短”に効果的ですね!
【ミニコラム】教えてっ! 土倉先生!
蒸発タイプのデオドラント剤の正しい使い方を、花王の開発マネジャーの土倉さんに聞いてみました。
「正しいデオドラント剤の塗り方は?」
「上腕の付け根、胸などワキからはみ出るくらい広範囲に塗り込みましょう。量を多めに使い、ちゃんと塗り込むのがコツです。
こうすると、肌がサラサラになります。
また、塗るタイミングは、衣服を着用する前が最適です。
デオドラント剤はすぐに乾きますので、下着などにつかないように注意して塗り、乾いてから洋服を着ましょう」
夏になると多くの女子を悩ませる“ワキ汗”。彼には絶対に目撃されたくないですよねッ!
正しい工夫を重ねて、暑い夏でも涼しいワキを心がけていきましょう。
【取材協力】
土倉豊樹(はぐらとよき)・・・花王のスキンケア開発マネジャー。デオドラント製品の素材や処方を熟知。ビオレ『薬用デオドラントZ』を開発。