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す…砂がアレに!夏の定番ビーチデートでの「最悪な思い出」5選
大山奏K.Ohyama
1:彼が逆ナンされて
「数年前の夏のことでした。当時かなりイケメンの彼氏と付き合っていて、2人で海に行くことに。彼は見た目はイケメンでチャラいように見えますが、実際のところはすごく真面目な人だったんです。で、海でちょっと遊んで喉が渇いたから、私が飲み物を買って帰ってきたら……」(Wさん/28歳)
――え? 彼が海に流されてたとか?
「いやいやいや!(笑)じゃなくて、彼が3人の美女に囲まれてて……。彼は困ったように笑ってたんですけど、強引に断る風でもなくて。2つのドリンクを持ちながら、しばらくその姿を眺めていたら涙が出てきちゃって」
――あらあら。結局どうなったんですか?
「しばらくしたら、彼が気づいてくれて“何で泣いてんだよ!? 大丈夫か?”って駆け寄ってきてくれて。それは嬉しかったんですけど、ちょっと寂しいエピソードでした。私はナンパなんてされたことないのに……」
自分はナンパされたことがないのに彼が逆ナンされてて悲しかったというお話。でも彼の振る舞いを聞いていると、Wさんのことをしっかり愛してくれているように見えますよね!
ただし、ナンパ狙いで常に目を光らせている男女が多いことも事実なので、カップルは離れ離れにならないように気をつけましょう。
2:イルカが流される
「私はすっごい気に入って買ったイルカの浮き輪が沖に流されて行っちゃったのが最悪の思い出かなぁ」(Eさん/28歳)
――でも自分が流されなくて良かったですね。
「そうですけど、でもイルカ結構高かったんですよ! ジンベイザメと迷いに迷って買ったのに……。しかも流されていくイルカをみてることしかできないし、必死で取りにいこうと思ってクラゲに刺されるし……」
――いや、むしろクラゲの方が最悪の思い出では!?
「そうですか? クラゲは痛いけど数日で治りますけど、イルカは一生返って来ません」
どんだけそのイルカに思い入れがあったの!? という笑い話ですが、愛着があるものを手放してしまう寂しさはありますよね。
ただ、自分が流されてしまう事故は海でもっとも怖いことなので、そうならなかったことを幸運と思うべきかもしれません。
3:かき氷でベトベト
「私、海ってあんまり好きじゃないんですけど、彼がサーフィンする人だからたまに付いていってて。でも泳ぐの苦手だからサーフィンは一緒にしないで、いつもビーチでのんびり彼を見てるんです。
ある時かき氷を買って食べてたら、彼がふざけて“ドーン”って押してきて、かき氷で全身ベトベトになっちゃったことが……」(Aさん/25歳)
――あぁ、かき氷ってシロップでベタベタしますよね。でも海で流せば?
「海で流しても、海水も乾くとベトベトするじゃないですか。だから、海の家に設置してあった簡易シャワーを浴びに行ったんですけど、長蛇の列で……」
――ああ、すごい列の時ありますよね!
「そうなんです。しかもかき氷のシロップの甘~い匂いがぷんぷんして、虫とか寄ってくるし、なんか体痒くなるしで最悪でした」
確かにそれは最悪な思い出になりそうです。そしてサーフィンをしている彼を見るためだけに海まで通っているAさんを、筆者は何より尊敬します……。
4:ビキニの紐が……
「彼が一緒に海に行こうって言うから、新しい水着を新調したんです! 結構セクシー系が好きなの知ってたから、紐ビキニに挑戦したんですけど……」(Nさん/26歳)
――紐ビキニ! すごくセクシーですね! 彼も喜んでくれたのでは?
「それはすごく(笑)。ただ紐なのでなんかすぐ解けそうでずっと怖かったんです。そして午後になって、遂に悲劇が!」
――えっ、解けたんですか?
「そうなんです。しかも両手に焼きそばとジュース持ってる状態だったんで、咄嗟に隠すこともできなくて……。結局叫んだら彼が直してくれましたけど、絶対数人には見られてた……」
あぁ、これは穴があったら入りたい状態でしょうね。近くにいた男性にとってはラッキースケベかもしれませんが、女としては一生忘れられない屈辱でしょう。
5:押し倒されて砂まみれ
「よく砂浜で水着姿で座ってる写真集とかあるじゃないですか。あれとか観て砂浜でエッチとか考えてる男性がいたら言いたい! “絶対に止めて!”と」(Kさん/27歳)
――なぜです?
「彼に押し倒されたんです。ちょっと人から見えない木陰みたいなところで。最初はムードあるし野外だしでドキドキしたんですけど、愛撫され始めてから砂のジャリジャリした感触が気になって気になって」
――気持ちよくなかったんですか?
「気持ちよくないです。それに大事なところに砂が入っちゃったらどうしようって考えるので頭がいっぱいで、全然エッチできませんでした。それに砂って結構熱いので汗かいちゃっていいことなかったですよ」
野外で「人に見られちゃうかも……」というエッチにドキドキする女性はいると思いますが、砂浜はあまりそういうのには向いていないんですね。
彼にそういう趣味がありそうなら、そのことは事前に伝えておいたほうが押し倒される危険は減りそうです。
海のデートには危険がいっぱい潜んでいるんですね。はたからみると楽しそうに遊んでいるカップルも、実は心の中では砂の熱さに耐え、ビキニの紐の心配をしていたりするのかもしれません。
そんな目でビーチのカップルを見てみれば、すこしは嫉妬心もやわらぐ……ハズ!?