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夢のような話が…落とし穴!「国際結婚で海外移住」のリアル3つ

さとうけい

さとうけいK.Sato

目次

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1:現地の友達が出来ない……

筆者の女友達の一人は、日本でアメリカ人男性と結婚して一児のママになりました。

ところが、息子が幼稚園に上がると、自由奔放で個性的な彼女は、すぐに派閥を作って何でも同じことをしたがるママ友軍団との付き合いに、耐えられなくなってしまったのです。

それに、ハーフの子供を育てるには、移民が多くて文化的に多様性があるアメリカの方が良いのではないか?という話になり、アメリカへ移住するすることに。

ところが……

アメリカの幼稚園や小学校では、ネチネチしたママ同士の付き合いはないのですが、英語がネイティブではないだけに、現地人の友達がナカナカ出来ないという状況になってしまったのだとか。

子供の誕生日パーティーやプレイデイトでも、ちょっとした世間話をする程度に終わり、子育ての悩みを相談できる友達が作れずに、少し寂しい思いをしていると言っていました。

 

2:子供の送り迎えが大変!

日本では、小・中・高校生は自分達で徒歩や自転車、電車などで通学しますが、海外では、親が行きも帰りも車で送り迎えをすることも……。

1に登場した女友達も、オーストラリアに住む筆者の妹も、子供達の送り迎えを毎日する必要があり、仕事をしたくても、送り迎えに差し支えのない時間帯しか働けないため、なかなか思うように仕事が出来ないと言っていました。

子供を送った後に仕事に行き、学校が終わる前に勤務を終えられる仕事となると、ランチタイムのウェイターぐらいしか選択肢がなく、その点をすごく不満に感じるのだとか。

最近妹は筆者の紹介で、在宅で好きな時間にできるコピーライターの仕事を始めたので、少し不満は解消されたようですが、子供が車の免許を取って自分で通学できないうちは、自分のキャリアを犠牲にしなければいけないパターンに陥ってしまうようです。

 

3:日本に帰省する費用がハンパない!

どこの国に住んでいても海外で国際結婚をしている人は、日本に1回帰省する度に、メチャクチャお金がかかると嘆いています。

筆者の妹の場合は子どもが2人いるので、旦那と4人で帰省するとなると、年末年始のピーク時など飛行機代や滞在費を合わせたら、100万円近く吹っ飛んでしまうこともあるとグチっていました。

海外で国際結婚をしている他の友達も、子供が数人いる場合は全員で帰省すると費用がかさんでしまうため、「今回はこの子を連れて帰って、じいじ&ばあばに会わせて……」と交互に連れて帰り、なんとか費用をやり繰りしているようです。

筆者の妹は、「日本以外の外国に行くことって、もうないと思う……」とボヤいていました。

 

いかがでしたか!?

意味もなく憧れを抱きがちな海外での国際結婚ですが、なにかと苦労が多いのは間違いないようです。