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「友達に戻りたい」と言い出した彼の感動的な本当の理由2つ
山根ゆずかY.Yamane
1:自分に自信がない
普段弱みを見せない彼は、一見、「自分に自信がある」ように見えるかもしれません。
でも実はそうではなく、あなたを好きになればなるほど、「自分はあなたにふさわしくないのではないか?」と自信を失ってしまう男性も存在します。
女性なら、
「好きすぎて不安になるの」
と率直に言えるところを、男性はそれを絶対に口に出せないと考えている場合も多々あるのです。
お互いの思いがやっと一つになったと思った時に……
そんなことを言われた経験があるという、筆者の友人Kに話を聞いてみました。
K「初めは私から猛アタックして付き合い始めて、次第に仲良くなっていくのがとても嬉しかったんです。彼からも良く連絡が来るようになって、お互いに悩みを打ち明けて……。“やっと思いが一つになった”と思えたタイミングで、彼から“友達に戻りたい”って言われたんです。
そのときは頭が真っ白になって。でも、“少し時間がほしい”という彼を尊重しました。
しばらくして会った時に、“本当に友達に戻りたかったの?”と聞いたら、“違う”って。“実は好きになりすぎていくのが怖かった”と伝えられました。
私から少し距離を置いたことで、彼も気持ちを整理することができて、私に向き合う覚悟ができたみたいです」
Kが彼の意志を尊重して、ちゃんと距離を取ることができたから、2人はしっかり向き合い、より想いを深めることができました。
こんなとき彼女として、「どうして!?」なんて取り乱したりしない懐の深さを持ちたいものですね。
2:“恋人”よりも強い絆が欲しい
モテる男性であればあるほど恋愛経験が多く、その分別れも経験しています。
燃え上がる恋心はやがて冷めてしまう。そんな悲しい現実を目の当たりにしてきた男性ほど、恋愛以上の何かを求めたくなることがあるようなのです。
友達という関係は、一生続けられる
そうした経験があるという、筆者の友人Mの話。
M「彼と付き合って2年くらい経った頃、私の仕事が急に忙しくなった時があったの。その時は彼とも、それまでほど連絡が取れなくなって。いつも一緒にいるのが当たり前だった分、彼は私が冷たくなったと感じたみたい。
そして、久々のデートで突然
“友達になれるなら、今はつらくても友達になりたい”
と言われた。ショックだったけど冷静になって理由を聞いてみたら、私が彼に冷めてきていると感じ、恋人関係が行きつくところまで行って何の関係も残らないより、お互いが好きなうちに友達になって“一生の関係を築きたい”と思ったみたい。
私はそれを聞いて、“そこまで私との関係を考えてくれているか!”と感動した。もちろん、このまま恋人でいたい。そして一生のベストフレンドにもなりたいと伝えたの」
友人期間がないと「破局=赤の他人」に?
恋人、そして夫婦でさえ、いつか別れるかもしれない可能性を秘めた関係です。友人だってケンカ別れすることはあるかもしれませんが、恋人や夫婦のように「今日で関係を解消する」と明確に宣言することはなかなかありませんよね。
お友達から交際を始めたのであれば別ですが、出会ってすぐに恋に落ちたのなら、“友達”という関係を経験しないままに恋人同士になることだってあります。その場合は、恋人でないあなたと一緒にいる自分が想像できず、破局=赤の他人になる、と思ってしまうことはありえます。
彼は、いつか来るそうした“別れ”を恐れてあなたと友達になりたいと思ったのかもしれません。
いかがでしたか?
男性は弱みを言葉に出せない分、様々なことを心の中で考えて、自分がベストだと思う結論を導き出しているようですね。
友達になりたいと言われたら、焦らず彼の思いをじっくりと聞き出してみましょう。思わぬ形で、彼の愛を感じることができるかもしれませんよ。