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精神年齢は高くても…?「男子がいつまでも子供っぽい理由」とは

平松隆円

平松隆円R.Hiramatsu

1:子供っぽさと精神年齢の低さ

ところで、「子供っぽい」ことは、必ずしも「精神年齢が低い」ということを意味しません。

精神年齢とは知能年齢ともいわれることがあります。

各年齢段階に応じて難易度の異なる問題を、「個人がどの程度の年齢段階の問題まで解くことができたか」によって測定された知能の程度ことです。

アルフレッド・ビネという人が考案したIQ(Intelligence Quotient)テストといえば、わかるかもしれませんね。

つまり、男子がいくら子供っぽいからといって、それは「精神年齢の低さ」を意味しないんです。むしろ、「メチャクチャ知能年齢が高いのに、子供っぽい」という人もいます。

 

2:子供っぽさは幼少期にさかのぼる

とはいえ、女子が「男って子供だな」と感じることが多いのも事実ですよね。では、なぜ女子は男子を子供っぽいと感じてしまうのか?

ひとつに、幼少期の家庭環境が影響している可能性が考えられます。というのも、幼少期にどのような環境に置かれていたかということは、その後の人生に大きな影響を与えるから。

今回の場合、一般的に女子は、「女の子なんだからお母さんのお手伝いしてね」と掃除や料理の手伝いが期待されます。つまり、女子は、幼少期から大人のように振る舞うことを期待されています。

そして、実際に女子は、幼いながらも、お母さんのお手伝いをしたりして、一家の働き手として活躍し、大人になっていきます。

それに対して男子は、いつでも自由に遊んでいますよね。もちろん、お手伝いなどをすることは期待されますが、女子と比べて質的にも量的にも劣ります。

それが結果として、「女子は早く大人になり、男子はいつまでたっても子供」ということにつながっているんです。 

いかがですか?

男子は「少年の心をもった大人」なのではなく、実は少年のままの大きくなっただけなのかもしれません。