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おどろきッ!彼氏が「彼女の元カレに嫉妬しちゃう」魔の瞬間5つ

中田綾美

中田綾美A.Nakata

目次

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1:彼女が妙にラブホ慣れ

「彼女の元カレを意識しちゃった瞬間ですか? やっぱ彼女がミョーにラブホ慣れしていたときかなぁ」(20代、大学院生)

ーー“ラブホ慣れ”って具体的にはどんな感じですか?

「彼女と渋谷・道元坂の某ラブホを訪れた際、部屋に“いちごミルク無料サービス”というチラシがあったんですね。

僕が“へーっ、こんなサービスあるんだ”とボーッとチラシを見ていたら、彼女が“あっ、ここのいちごミルクおいしいんだよ!”って……。

その瞬間、“おいおい、何で知ってんだよ!”と思っちゃいました」

ーーえーと。もしかして、口コミで知ってただけとか……。

「いや~、そんな口コミってありますかね? 怖くて彼女には問いただせなかったけど、元カレともここに来て仲良くいちごミルクを飲んだのかな……とか、いろいろ想像しちゃいました」

ーーちなみに、そのいちごミルクは飲んだんですか?

「はい、おいしかったです。それに、そのホテル自体は部屋もきれいでよかったですよ。でも、あそこはもう利用したくないかなぁ」

もし、元カレと行ったことのあるラブホを今カレと再訪することになったら、なるべく“初めて”を装うのが賢明かもしれませんね。

また、ラブホに限らず、定番のデートコースでも“ここ知ってる”感を出さないように気をつけましょう。

 

2:彼女が男性ぽい趣味にハマっている

「僕の場合、彼女が男性ぽい趣味にハマっているとダメです。あーこれ絶対、昔の男の影響だわ……って思っちゃう」(30代、専門職)

ーー“男性ぽい趣味”とは具体的には?

「格闘技とか競馬とかプロ野球とか」

ーーそれらの趣味って、彼氏の影響じゃなくてもハマる女性は多いと思いますよ?

「そうなんですか? まあ兄弟がいるとかならまだわかりますが……。実は元カノで、兄弟なし、東京生まれ・東京育ちなのに、阪神タイガースの大ファンって女性がいたんです。甲子園にも何度か行ったことがあるとか。あれ絶対に関西出身の男と付き合ったことあったんですよ」

阪神タイガースは人気球団だし、東京生まれ・東京育ちの女性でも彼氏以外がきっかけでファンになることはあると思いますが……。

デリケートな男性は、彼女が男性的な趣味にハマっているだけでいろいろ邪推してしまうこともあるようです。もし元カレの影響でないならば、彼氏にその趣味にハマったきっかけをサラッと教えて安心させてあげましょう。

 

3:彼女が過去を隠したがる

「夏休みにね、彼女の実家に遊びに行ったんですよ。ちょっとそこで気になることが……」(20代、大学生)

ーーおー、実家に遊びに行くなんてラブラブじゃないですか。なのに、一体なにが不安!?

「実家に行ったからには、せっかくだから彼女の昔の写真とか見たいじゃないですか。で、小さい頃の写真とか、小・中学校の卒業アルバムとか見せてもらったんですね。

けど、高校の卒アルだけは頑として見せてくれない。“その頃、いちばん太っていた時期だから死んでもイヤ!”の一点張り。

……たぶん、元カレと一緒に写っている写真があって見せたくなかったんじゃないかと。初めて彼氏ができたのが高校1年生のとき、というのは彼女から聞いたことがあります」

これは微妙ですね……。彼女の言うとおり、本当に太っていたり、変顔の写真があったりして、「彼氏には絶対見せたくない!」という可能性は十分あるでしょう。

基本的に、元カレ話など男性遍歴は、今カレにはなるべくおおっぴらにしないほうがいいといわれますが、あまり隠し立てしすぎると、かえって「そんなに俺には知られたくない過去があるのか」と不安を煽るおそれも……。

彼氏から昔の恋愛について探りを入れられたら、情報を小出しにしたうえで、「でも今は○○くんのことが大好きだよ」とフォローを入れるのが無難かもしれません。

 

4:彼女から「男性って」「男のくせに」発言

「彼女っていうか、嫁さんの話なんですが、俺をディスるときに、“男性って普通は●●でしょ?”とか“男のくせに”という言い方をするんですよ。あれ本当にムカつきます」(40代、自営業)

ーーそれは男女逆に置き換えても頭にきますよ。

「嫁さんの“オトコとはこういうものだ”という男性観って、歴代彼氏の影響も大きいと思うんですね。だから、嫁さんから“男性って普通は~”とか“男のくせに~”とディスられたら、歴代彼氏と自分がくらべられている気がして、なんだかもう腹が立って腹が立って……」

ーー“歴代彼氏”って(笑)。奥さんモテるんですね。

「“彼氏が多い=モテる”と俺は思わないけど、とにかくあの発言は許せません。若い頃はさぞいろんな男にちやほやされたんだろうけど。それを基準にして“オトコとはこういうものだ”みたいな決め付け発言をするのは勘弁してほしいです」

もちろん、女性側には“元カレと比較している”意識などないかもしれません。しかし、男性によっては、“男のくせに”発言がそのように聞こえることもあるようです。

いずれにせよ、性差別的な発言がNGであることはまちがいないですし、この手のフレーズをうかつに口にしないようにしましょう!

 

5:彼女の気遣いがキメ細やかすぎ

「すみません、“彼女の元カレを意識しちゃった瞬間”って、リアルではちょっと思いつかなくて……。ただ『目玉焼きの黄身 いつつぶす?』という漫画ですごく共感したエピソードがあるんでそれでいいですか?」(30代、公務員)

ーー男性主人公が“食べ物の食べ方”にこだわる漫画ですよね。そのどんなエピソードですか?

「主人公が彼女と初めて自宅で迎えた朝。彼女が朝食に目玉焼きを作ってくれて、主人公は幸せをかみしめます……が、彼女が目玉焼きにかける調味料を何種類も準備して、ぎょっとするというエピソードです」

ーーそれ元カレと関係ありますか?

「大ありです! 主人公は“目玉焼きにはしょうゆ”派なんですが、彼女は、しょうゆ以外にも、ソース、塩こしょう、ケチャップ、マヨネーズ、粉チーズなど、ありとあらゆる調味料を食卓に持ってくるんです。“目玉焼きっていろんな食べ方する人がいるよねー”という軽いノリで……。

そこで、主人公はふと考えてしまいます。“この調味料の種類は、彼女の男性遍歴を物語っているのではあるまいな”と」

ーーえーと。“初めて迎えた朝”ということは、彼女は主人公の好みを知らなかったわけですよね。とすれば、いろんな調味料を準備したのは彼女なりの気遣いなんじゃ……。

「そうなのかな?……言われてみればたしかにそうですよね。けど、こんな一見なんでもないようなことでも彼女の過去の恋愛に結びつけてしまう主人公に自分は共感しましたね」

気遣いのつもりが、元カレの存在を意識させてしまうこともあるとは、男心ってウザめんどくさ……もとい実に繊細なんですね!

 

いかがでしたか? もちろん、男性のなかには「過去は過去。彼女の元カレの存在なんて全く気にならないよー」という人も少なくないはず。

ただ、人によっては、あなたの何気ない言動に元カレの影を感じてしまうことがあると、頭の片隅にとどめておいても損はないでしょう。