恋のなやみに効くメディア

勘違い恐るべし!精神科医が遭遇した性に関する珍質問

岡田愛香

岡田愛香

最近セックスレス問題に注目が集まっていますが、解決策のひとつに“セックスレスカウンセリング”があることはご存知でしょうか。

実はこのカウンセリングで、「そんなことを相談しちゃうの!?」と驚くようなことを話す夫婦がいるようです。

今回は、精神科医の阿部輝夫氏の『セックスレス・カウンセリング』から、セックスレスカウンセリングで実際にあった衝撃のエピソードを3つご紹介します。

 

目次

隠す

■1. セックスしないで子どもを作る方法はないですか?

夫、妻ともにセックスは必要ないと思っているけれど、子供は欲しいという夫婦からの相談です。「セックスなんて面倒で時間の無駄だから、もっと合理的に子供を作りたい」と主張するのだそうです。

セックスしなくても、人工授精などで子供は持てるわけですが、時短や合理化が流行っているとはいえ、子作りにまで及んでいるのには驚きです。

 

■2. 足の水虫をいじった手で触られたくない!

水虫の夫をもった妻からの相談です。病気がうつっていないかが心配だったそうです。

誰だって、汚い手で大切な部分を触られるのは気持ち悪いですし、心配ですよね。些細なことのように思えますが、何気ないことがきっかけとなってセックスレスになることも多いようです。

水虫でなくても、体を清潔にして臨むのは、相手に対する最低限のマナーです!

 

■3. 膣は出るところで入れるところではない!

「膣は出るところ」と主張する女性は、男性器を受け入れることに恐怖を抱いているのだそうです。「こう主張する女性は少なくない」と阿部氏は言っています。

こういった女性は、体に関する知識が不足している場合や、間違った知識を覚えている場合が多いのだとか。

確かに膣は、月経のときには出血しますし、赤ちゃんが出る場所なのですが、“入る”ということも、成長過程で知っていきますよね。

受け入れることに恐怖を抱いている女性には、カウンセリングとトレーニングの治療を行うそうです。

 

いかがでしたか?

医者にセックスの話をするのは恥ずかしいと思う方もいますよね。しかし相手はプロ。どんなに小さな性の悩みでも真剣に答えてくれます。

恥ずかしがらずに話してみれば、スッキリできるのではないでしょうか。

 

【参考】

阿部輝夫(1997)『セックスレス・カウンセリング』 小学館